【即日検査】は、検査を受けたその日のうちに結果が判ります。【迅速検査】とも呼ばれます。
【通常検査】は、結果が出るまでに、約1週間掛かります。
なぜ?
だったら、【即日検査】のほうが良いに決まってるじゃないか。
【即日(迅速)検査】~【スクリーニング検査】
【即日検査】と言うのは、【スクリーニング検査】と言う、”ふるい分け”の検査になります。
少しでも疑わしい数値があって、『陰性』か『陽性』かの判断が付かない場合は、取り合えず、『陽性』の扱いにします。
何故なら、『陰性』にしておいて、実は『陽性』だったと言う時よりも、
『陽性』にしておいて、『陰性』だった時のほうが問題が起き難いですよね。
この『陽性』扱いの結果は、『要確認検査』『判定保留』などとも呼ばれます。
【即日検査】と言うのは、ここでおしまいになる検査です。
つまり、『陰性』と『それ以外』に、振り分けられた時点で、検査は終了と言うことです。
『陰性』になれば、その日のうちに、ホッとして家に帰れます。
ですが、判定が『陰性』じゃなかった時には、本当に陽性なのかどうかを確かめる、【確認検査】に回され、
はっきりした結果を知るまでの約1週間は、ドキドキしながら待つことになります。
【確認検査】で、白か黒か決着が付きますが、結果的に『陰性』になった場合は、
【即日検査】の結果は『擬陽性=ぎようせい』だったと言うことになります。
【確認検査】で『陽性』だった場合は、とにかく『陽性』です。
何が何でも『陽性』です。
再起を賭けた、治療の日々の始まりです。
保健所が、治療に際しての医療機関の紹介もしてくれます。
【通常検査】
【通常検査】は、初めから、【スクリーニング検査】と【確認検査】がセットになっている検査方法です。
ですので、結果を知るまでに、約1週間待つことになります。
【即日検査】と違って、検査当日に、『要確認検査』『判定保留』などと言われ、ショックを受ける事はありません。
でも、結局のところ、1週間は不安な気持ちのままに過ごすことになりますけどね。