子宮頸がんの予防・検診・検査・ワクチンについて
子宮頸がんは、早期発見が出来れば、完治する癌です
1年間に、子宮頸がんを発病する女性は、全世界で、約50万人
子宮ガンで死亡する女性は、全世界で、約27万人
1日に、約740人
1時間に、約30人
2分毎に1人の女性が、子宮頸がんによって、人生に終わりを告げている訳です。
子宮ガンは定期的な検診で予防できる癌です
20歳以上の女性は、2年に1回、細胞診による子宮頸がん検診を受けることが推奨されています。
ところが、日本における検診受診率は諸外国と比べて低く、かなり問題視されています。
がん検診の受診率は欧米では高いところで80%程度といわれていますが、日本ではわずか20%程度です。
妊娠した際に受ける検診を含めたとしても、若い女性達の検診率は依然低いのが現状です。
お住まいの市区町村の広報等をみると、検診の案内が載っています。
また、保健所に問い合わせても、わかります。
費用は大体500~2000円くらいです。
人前に出る事に抵抗があるなら、自宅で検査が出来る、検査キットもあります。
費用は大体、5000~10000円位です。
初期の子宮頸がんは、全く症状がないのが普通です
逆に言えば、ある程度の症状が出ているとすると、子宮がんが進行していると考えることが出来ます。
- 生理中以外の時の出血
- 性行為での挿入時の出血
- 普段と違うおりものが増える
- 月経時の血液の量が増えたり長引く
高齢者の場合では、癌が相当進行した後に出血を見ることが珍しくありません。
気になる症状があるときは、ためらわずに検査をすることが早期発見につながります。
子宮頸がんの予防~HPV予防ワクチンについて
子宮頸がんの多くは性行為の際に、ヒト・パピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。
つまり、HPVの感染を予防できれば、子宮頸がんの予防になる訳です。
HPVには100種以上の型があり、子宮頸がんとの関連が強い高リスク型(悪性型)には
16・18・31・33・35・39・45・51・52・56・58・59・68などがあります。
日本では、HPV16型・18型が、原因ウィルスの60%を占めています。
子宮頸がん+ヒトパピローマウイルス(HPV:悪性型)のペア検査
数年前から、HPV感染を予防できるワクチンが使用可能になっています。
ただし、だいぶ問題をかかえているようです。
相当数のワクチン接種による被害者が出てきました。
このままいけば、B型肝炎や、C型肝炎のように、国を相手にした、損害賠償請求が起きるのは
時間の問題の様な気がします。
平成25年6月18日:
子宮頸(けい)がんワクチンについて厚生労働省の『ワクチンの安全性を検討する専門家会議』は
「接種のあと原因不明の体中の痛みを訴えるケースが30例以上報告され、回復していない例もある」などとして、
積極的に接種を呼びかけるのを、一時中止すべきだという意見をまとめました。
厚生労働省は、近く全国の自治体に対して積極的に接種を呼びかけるのを中止するよう求めることにしています。