性器ヘルペスの潜伏期間・症状・出現場所~男性用

性器ヘルペス:男性の出現部位

    • ペニスの挿入によるセックス、フェラチオやクンニリングスによるオーラルセックス、肛門へのアナルセックス等、あらゆるセックスによって、感染します。
    • 唇や口の周辺・性器(ペニス・陰茎)・亀頭・包皮・尿道口・会陰(えいん)・肛門・直腸粘膜・陰嚢(いんのう)・冠状溝(かんじょうこう)、大腿部(ふともも)、臀部(おしり)等、性器ヘルペスのウイルスが接触した場所に感染します。
    • 症状が出ていなくても、ウイルスが潜んでいれば、感染します。
口唇ヘルペスと性器ヘルペスが現れる場所
性器ヘルペスの肛門周辺への出現
ペニス、亀頭、尿道、陰のうへの性器ヘルペス

性器ヘルペス:男性の潜伏期間

潜伏期間とは、ウィルスに感染してから、症状が現れるまでの期間です。

『初感染初発』=感染してから、すぐに症状が現れる場合

潜伏期間は、2~10日間です。

『非初感染初発』=感染はしたけれど、取りあえずは症状が現れていない場合

潜伏期間は、人それぞれです。

他の病気や、体調不良等、何かのきっかけで、体内の免疫機能が低下することで、静かに潜んでいたウイルスが活動して、症状が現れます。

『再発』=初発が治まり、潜伏感染していたヘルペスウイルスが、再び活性化することによって起こる場合

『非初感染初発』と、同様です。潜伏期間は、人それぞれです。

性器ヘルペスの画像写真

性器ヘルペス:男性の症状

『初感染初発』の症状

    • かゆみを伴った1~2mmの赤いブツブツや水ぶくれができます。
    • 水疱が破れて、痛みを伴う円形の浅い潰瘍(ただれたようなもの)ができます。
    • 患部の表面にヒリヒリ感やむずかゆさなどを感じます。
    • 性器の痒み(かゆみ)や違和感があります。
    • 鼠径(そけい)リンパ節が腫れる(はれる)。
    • 尿道分泌物:膿(うみ)がでる。
    • 発熱を伴うこともある。

『非初感染初発』の症状

初感染の場合よりも、通常は症状は軽く、治癒までの期間も短いです。

ただし、免疫不全者(エイズ)や高齢者では症状が重くなります。

『再発』の症状

    • 性器ヘルペスは再発することが多く、初感染時とほぼ同じに部位に症状がでます。
    • または臀部(でんぶ・おしり)や大腿部に、水疱あるいは浅い潰瘍を形成します。
    • 症状は軽く、治癒までの期間も1週間以内と短いです。
    • 免疫不全患者では、深い潰瘍を形成し、難治性となります。
    • 病変の出現と同時に、全身倦怠感、下肢の違和感などが1週間程度続くこともあります。
    • 初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。
    • 過労・セックス・ストレスなどの刺激で再発することが多く、1年以内に8割以上が再発すると言われています。

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性器ヘルペスの画像写真

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