潜伏期間とは、ウィルスに感染してから、症状が現れるまでの期間です。
『初感染初発』=感染してから、すぐに症状が現れる場合
潜伏期間は、2~10日間です。
『非初感染初発』=感染はしたけれど、取りあえずは症状が現れていない場合
潜伏期間は、人それぞれです。
他の病気や、体調不良等、何かのきっかけで、体内の免疫機能が低下することで、静かに潜んでいたウイルスが活動して、症状が現れます。
『再発』=初発が治まり、潜伏感染していたヘルペスウイルスが、再び活性化することによって起こる場合
『非初感染初発』と、同様です。潜伏期間は、人それぞれです。
性器ヘルペスの画像写真
『初感染初発』の症状
- かゆみを伴った1~2mmの赤いブツブツや水ぶくれができます。
- 水疱が破れて、痛みを伴う円形の浅い潰瘍(ただれたようなもの)ができます。
- 患部の表面にヒリヒリ感やむずかゆさなどを感じます。
- 性器の痒み(かゆみ)や違和感があります。
- 鼠径(そけい)リンパ節が腫れる(はれる)。
- 尿道分泌物:膿(うみ)がでる。
- 発熱を伴うこともある。
『非初感染初発』の症状
初感染の場合よりも、通常は症状は軽く、治癒までの期間も短いです。
ただし、免疫不全者(エイズ)や高齢者では症状が重くなります。
『再発』の症状
- 性器ヘルペスは再発することが多く、初感染時とほぼ同じに部位に症状がでます。
- または臀部(でんぶ・おしり)や大腿部に、水疱あるいは浅い潰瘍を形成します。
- 症状は軽く、治癒までの期間も1週間以内と短いです。
- 免疫不全患者では、深い潰瘍を形成し、難治性となります。
- 病変の出現と同時に、全身倦怠感、下肢の違和感などが1週間程度続くこともあります。
- 初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。
- 過労・セックス・ストレスなどの刺激で再発することが多く、1年以内に8割以上が再発すると言われています。
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