水ぶくれや潰瘍(かいよう=ただれたようなもの)ができます。
強い痛みで排尿や歩行が困難になったり、発熱を伴うこともあります。
同時に太もものリンパ節の腫れや痛みがみられます。
症状の出る場所は、通常は、腟の入口、臀部周辺、肛門ですが、子宮頸管や膀胱にまで感染が広がることもあります。
女性の性器ヘルペスは
性器の周辺はもちろん、口腔内や唇周辺にも現れます。
性器ヘルペスの出現場所
外陰唇(がいいんしん)・小陰唇(しょういんしん)・尿道光周辺(にょうどうこうしゅうへん)・肛門(こうもん)・会陰(えいん)・膣口(ちつこう)
女性の性器ヘルペスの場合、
子宮頸管(しきゅうけいかん)や膀胱(ぼうこう)にまで感染が広がることもあります。
潜伏期間とは、ウィルスに感染してから、症状が現れるまでの期間です。
『初感染初発』=感染してから、すぐに症状が現れる場合
潜伏期間は、2~10日間です。
『非初感染初発』=感染はしたけれど、取りあえずは症状が現れていない場合
潜伏期間は、人それぞれです。
他の病気や、体調不良等、何かのきっかけで、体内の免疫機能が低下することで、静かに潜んでいたウイルスが活動して、症状が現れます。
『再発』=初発が治まり、潜伏感染していたヘルペスウイルスが、再び活性化することによって起こる場合
『非初感染初発』と、同様です。
潜伏期間は、人それぞれです。
再発が起きるのは、ヘルペスウィルスの発症を抑え込んでいた、身体の免疫力が落ちた時、つまり、【免疫抑制状態】になった時です。
免疫抑制状態は、
等によって、起こります。
『初感染初発』の症状
『非初感染初発』の症状
通常は、初感染の場合よりも、症状は軽く、治るまでの期間も短くなります。
ただし、免疫不全者(エイズ)や高齢者では症状が重くなります。
『再発』の症状