3通りの検査方法があります。
ですが、性器ヘルペスの場合、症状が出れば、見ただけでわかります。
ですので、自分で出来る検査キットは、1種類しかありません。
陰部(性器)でも、口腔内でも、唇でも、病変らしき部位があれば、そこに単純ヘルペスウイルスがいるかどうかのチェック
ができます。
この検査は、採取した検体内に、単純ヘルペスウイルスのDNAが存在するかどうかを、PCR法を用いて高い精度で判定する、
というものです。
(ただし、1型・2型の区別はできません。)
男女共に検査できます。
検体の取り方(採取方法)
単純ヘルペス感染が疑われる部位から、専用の綿棒でぬぐい液を採取し、それを保存液に溶かし出して、検体を作ります。
その為、単純ヘルペスウイルス(HSV)本体を、その病変が存在すると推測される部位から、直接検出することが出来ます。
一般的に、性器ヘルペスというと、単純ヘルペスウイルス2型(HSV2)のことを言うのですが、オーラルセックスが盛んな今の時代においては、性器に単純ヘルペスウイルス1型(HSV1)が感染したり、口腔にHSV2が感染したりと、多様化しています。
重要なのは、単純ヘルペスウイルスに感染しているかどうかであって、感染部位や、1型・2型の区別はあまり重要でなくなってきました。
そこで、型の判定はできないが、高い精度で単純ヘルペスのDNAを検出できるという検査方法が、選ばれています。