性器ヘルペスの検査キット:男女共用

性器ヘルペスの検査の種類

3通りの検査方法があります。

    1. 視診
    2. 水疱が破れて、皮膚が傷んだ状態なら、見ただけでも判ります。
    3. ウイルス検査(抗原検査)
    4. 患部の水疱などの病変部から検体を採取して、ウイルスの存在を確かめる、抗原検査です。
    5. 血液検査(抗体検査)
    6. 採血して、単純ヘルペスウイルスに対する血液内の抗体の有無を調べる、抗体検査です。
    7. HSVは、幼少期のHSV‐1感染、青年期以降の性器へのHSV‐1、HSV‐2感染、再発による病変形成と、様々な病態を取るので、血清抗体から病態を鑑別するのは困難です。

抗体と抗原~抗体検査と抗原検査

ですが、性器ヘルペスの場合、症状が出れば、見ただけでわかります。

ですので、自分で出来る検査キットは、1種類しかありません。

性器ヘルペス検査キット:男女共用

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陰部(性器)でも、口腔内でも、唇でも、病変らしき部位があれば、そこに単純ヘルペスウイルスがいるかどうかのチェック

ができます。

検査キットの検査方式

この検査は、採取した検体内に、単純ヘルペスウイルスのDNAが存在するかどうかを、PCR法を用いて高い精度で判定する、

というものです。

(ただし、1型・2型の区別はできません。)

男女共に検査できます。

    • 検体=性器皮膚擦過物または膣分泌物
    • 検査項目=単純ヘルペスDNA
    • 検査法=PCR法
    • 正常値=陰性(-)
    • 異常値=陽性(+)

検体の取り方(採取方法)

単純ヘルペス感染が疑われる部位から、専用の綿棒でぬぐい液を採取し、それを保存液に溶かし出して、検体を作ります。

その為、単純ヘルペスウイルス(HSV)本体を、その病変が存在すると推測される部位から、直接検出することが出来ます。

一般的に、性器ヘルペスというと、単純ヘルペスウイルス2型(HSV2)のことを言うのですが、オーラルセックスが盛んな今の時代においては、性器に単純ヘルペスウイルス1型(HSV1)が感染したり、口腔にHSV2が感染したりと、多様化しています。

重要なのは、単純ヘルペスウイルスに感染しているかどうかであって、感染部位や、1型・2型の区別はあまり重要でなくなってきました。

そこで、型の判定はできないが、高い精度で単純ヘルペスのDNAを検出できるという検査方法が、選ばれています。

性器ヘルペス検査キット:男女共用