電波妨害機

[jamming_machine]

(2016/01/01)

<目次>

対処法 携帯・スマホ電波妨害機、テレフォンジャマーなどである程度緩和可能

効果的な電波妨害機設置法の検討

妨害機の設置場所は検証中につき、まだまだテストデータ不足

妨害機の導入コスト … 30,000円から65,000円程度と高額

妨害機への攻撃 破壊・機能停止工作の対策

*対処法 携帯・スマホ電波妨害機、テレフォンジャマーなどである程度緩和可能

監視犯罪者の持っている機器の性能の優劣にもよりますが、思考盗聴に使用されている電磁波の周波数帯はおおむねテレビ・ラジオ・携帯・スマホなどが利用しているのと同じ周波数帯であることが予想されます。技術的にはあまり正確な説明ではありませんが、これらの周波数帯の電磁波特性が鋭く細かい通信に向いているそうで、そのため、すでにテレビから携帯などに利用されているということです。我々が日常的に使っている携帯電話やスマホも複数の人が近場、隣同士などで使っても通信が混線しないようなことからも、個別のデータ送受信に向いていることは予想できることでしょう。

思考盗聴もこの便利な周波数帯を利用しているようで、電波妨害機を使うと、その情報取得性能が落ちることが確認されています。

*効果的な電波妨害機設置法の検討

思考盗聴器の実物を手にいれて試した訳ではありませんので、確かなことは言えません。しかし、妨害機は実物がありますので調べてみました。機種にもよるでしょうが、私が電磁波計測器、トリフィールドメーターというもので調べたところ、前方と後方への妨害機能が強く、左右や上へは弱く、下方向へはかなり弱いことが分かりました。

これに対して、思考盗聴器は部屋であれば、おそらく、天井に設置されている可能性が高いと思われます。また、電磁波自体は、手すりやベランダの骨組みなどの金属、テレビのアンテナケーブルなども受信したり、増幅したりしている可能性があります。これらのことから、妨害機の設置場所は、思考盗聴被害を受ける人の頭と、天井付近、またはアンテナ代わりとなる金属やケーブルとの間、さらに表面が被害を緩和したい方向になるようにすることが有効であろうと思われます。

被害を緩和したい方向というのは、思考盗聴であれば、脳波を盗まれる訳ですから、被害者から思考盗聴器へ向かう電波への干渉を目的として、妨害電波の強い表面を天井や金属に向くようにすることです。逆に痛みの送信などの被害を緩和したい場合は、表面を被害者の方向に向けるのがよいのではないかと予想しています。(2015/09/19)

アパート・マンションなどで妨害機を使用すると、上下左右などの隣室、場合によっては隣近所の家の電波まで妨害してしまう可能性があります。思考盗聴被害というのは、監視被害でもかなり重度な被害にあたりますので、被害者が妨害機を使用した場合、その事実は妨害機の被害を受けている近隣住民へ、すぐに知らされることでしょう。ご近所トラブルへ発展しそうな状況になってしまった場合は、顔見知りの人であれば直接話し合う、そうでなければチラシ配布などで被害への理解を求めるのがよいでしょう。(2015/10/11)

*妨害機の設置場所は検証中につき、まだまだテストデータ不足

それ以外の方向に妨害機を向ける場合ですが、現時点では所詮は確証のない予想の段階ですから、実は部屋の端から中心に向けるのほうが効率がよいなどといったことが、今後、分かってくるかもしれません。色々と試してみるのがよいかと思います。効率的な方法が見つかった場合は、私でなくてもかまいませんので、監視被害者の被害改善につながるよう、関連サイトなどに報告していただければ幸いです。より多くの監視犯罪者の監視能力を下げることは、監視犯罪全体の改善につながります。(2015/09/19)

*妨害機の導入コスト … 30,000円から65,000円程度と高額

被害の深刻さを考えれば贅沢も言ってはいられませんが、監視犯罪の対処法としては高コストです。導入にはある程度の覚悟ととも、資金が必要となります。

思考盗聴を電波妨害機で軽減する方法が、一般的に広まれば、犯罪者側もそれに対処し、より高性能な妨害機が必要となることでしょう。そのため50,000円以上もかかってしまうかとは思いますが、より高性能な妨害機を購入しておくほうが、後から増設するよりもコストを抑えられるのではないかと思います。

*妨害機への攻撃 破壊・機能停止工作の対策

妨害機が細工され機能停止になっていないか、確認するためのテスターとして、電磁波計測器の導入もお勧めします。こちらも15,000円程度してしまいますが、壊れた妨害機をいつまでも抱え続けるよりはよいでしょう。電磁波計、電界・磁界を計測するトリフィールドメーターとして販売されています。

具体的な破壊工作の例としては、妨害機内部の基盤にあるスイッチがOFFにされていたり、回路をつなぐジャンパーピンなどが盗まれたりするようです。また、電源アダプターが丸ごと盗まれるといった被害も確認されています。若干上品な犯罪者を連想させますが、上品な犯罪者であっても、追い詰められれば最後には手段を選ばず妨害機を丸ごと盗んでいったりする危険がありますから、厳重な保管体制が必要となるでしょう。最悪の場合、持ち歩いたとしても、弁当箱2つ分くらいの大きさのものもありますので、問題ないかもしれません。(2015/09/27)