アルミホイルで防ぐ
貫通(再輻射)しないように重ねれば防げるはず
電磁波はアルミホイルでは防げないという説がありますが、たしかに1枚だと薄すぎて防げません。ですが、5~10枚くらい重ねればそれなりの電磁波減衰効果が期待できます。 2019.12.5, 2020.1.7
Method-to-prevent-it-with-aluminum-foil, 2018.11.24, 2020.1.7, 評価:B
この減衰作用は電磁波の持つ物理的な性質です。電磁波がアルミを貫通するときには反射・吸収されるので確実に減衰されます。ただしアルミで何%か減衰させても、被害の軽減効果を体感できるかどうかは、加害電磁波の強さや回折(回り込む移動特性)の度合い、アルミの厚みや大きさ、アーシングなどの条件によって変わります。 2019.12.5
アルミは本当は電磁波の反射性能が高い金属です。モスクワシグナル事件でアメリカ大使館が攻撃を受けたときも大使館の壁にはアルミ板が張られ、防御に使われました。
物理化学的にアルミが電磁波をある程度まで反射するのは事実です。アメリカも電磁波技術を研究していて知識は持っていますので、大使館では正しい知識に基づいた正しいた対処が行われたのです。
それではどうして日本ではアルミホイルでは電磁波を防げないという話が広まったのでしょうか。たぶん多くの人がとりあえず防御に試してみて、効果がなかったのがアルミホイルだったからだろうと思います。
薄いアルミホイルは厚いアルミ板と違って、電磁波が内部で反射を繰り返して、結果的に貫通してしまいます。ですから、貫通しない厚さまで厚くしていけば、いつかはアルミホイルでも電磁波は防げるはずです。
電磁波全体ではなく思考盗聴の電磁波を仮定したものですが、アルミで防御するときの専門的な計算式が次のサイトで紹介されています。
思考盗聴など
10KHzの電磁波で考えると、表皮深さは
1/√(π×1.0×104×4π×10-7×3.55×107) =8.45×10-4(m)=0.845(mm)
シールドによって仮に約1/10000(倍)に電磁波を減衰するのに必要なアルミニウムの厚みは
20log10(1/10000)/(-8.7)×0.845=約7.8(mm)
なのでアルミニウム板になる。
引用元:電磁波防護 2018/09/15
ここから厚みと減衰率に比例関係があるとすると、次のような関係になっていると考えられます。
(※計算式の詳細は、管理人にはよく分かりませんが、対数「20log10」を固定値と考えると、その他は掛け算と割り算の計算なので、結果は厚みに比例するだろうと仮定しています。正直なところ、細かい部分は少し怪しい部分もあるかと思いますが、そのつもりで読み進めて下さい。)
左からアルミの厚さ、減衰率のパーセント、100分率で並べてみます。
7.8mm 99.99% 10000分の1
0.78mm 99.9% 1000分の1
0.078mm 99% 100分の1
0.0078mm 9.9% 10分の1
厚さ1mmで1000分の1以上防げてることになります。
アルミホイルの厚さは次のようになっています。
アルミ箔はJIS規格では「厚さ0.006mm-0.2mmのアルミニウム圧延素材」と定義されている。実際は0.2mmから0.005mmまでのものが作られており、家庭用アルミホイルでは0.015mm-0.02mmの厚さのものが販売されている。(参照: a b c JSTP編 『もの作り不思議百科』 コロナ社 1996年7月25日初版第3刷発行 ISBN 4-339-07668-6)
引用元:アルミ箔 - Wikipedia 2018.11.24
実際に売っているアルミホイルの厚みは商品の箱に書いてあると思うのでそちらを参考にしてください。書いてないものはたぶん書けないほど薄いのだろうと思います。逆に通販サイトには厚手の0.06mmの商品もありました。
ここでは家庭用として売られていて、計算しやすい厚さ0.02mmで、何重にすればいいか考えてみます。重ね方は二つ折りを続けていくイメージで2の階乗にしてあります。
左から重ねる数、厚み、二つ折りの回数になっています。
1重 0.02mm
2重 0.04mm 1回
4重 0.08mm 2回
8重 0.16mm 3回
16重 0.32mm 4回
32重 0.64mm 5回
64重 1.28mm 6回
二つ折りを6回繰り返すと、安全圏の1mmを超える1.28mmになります。意外と簡単そうです。
アルミホイル1重で電磁波が貫通することは被害者みさなんの経験則から分かっています。まだデータがないのでよく分かっていないのは、何重くらいから貫通しなくなるのかということです。それと重ねたアルミホイルを作る加工技術がどれくらいの精度が必要なのかもよく分かっていません。
手で折り曲げて1.28mmにしたつもりでも、間にすき間ができてしいて、実際には1重の0.02mmが64枚重なっただけで、あまり効果がない、ということも考えられます。
ハンマーで叩いてすき間をなくすような技術がある人は問題ないだろうと思いますが、そういう人は少ないはずです。そうなると、初めから一枚ずつに広げないで、アルミホイルを芯ごと切り開いて使うのがいいのではないかと思います。
切り開いた後には板状のアルミホイルができ上がるはずなので、その端から必要な枚数を数えるか定規で測るなどして、1mmくらいの板となるようにして使えば、割と確実なのではないかと思います。
減衰率100分の1(99%)が0.078mmですから、二つ折り2回の4重、0.08mmでも計算上は効果がでそうな数字になっています。実際に試したデータが集まってくるまでは、このあたりから試してみて、厚みを増やしてくのがいいかと思います。
二つ折り5回の32重で0.64mmとなり、1000分の1(99.9%)減衰する0.78mmに近いので、このあたりの厚みですき間のない板が作れれば、効果が期待できるのではないかと思います。
ちなみにアルミ板は1mmのものが売っているので、ホイルを使うか板を使うかは目的に合わせて変えていったほうがいいです。広い範囲をカバーするときは板のほうが便利で、細かいものを包むときはホイルのほうが便利です。
安いほうがいいので値段もくらべておいたほうがいいです。単純にアルミの量をくらべれば板のほうが安いだろうと思います。ホイルのほうは薄く引き延ばしたり、箱詰めしたりする加工作業が必要だからです。
アルミの単価を正確にくらべたいときは、体積を計算すればくらべられます。ホイルも板も薄いですが、立体なので、縦・横・厚みの数字から掛け算で計算できます。(※さらに細かくくらべるときはアルミの純度も計算に入れます。純度は値段や用途で変わってくるかもしれません。)
費用面ではアルミ板を加工するのに工具や備品が必要になることもあります。アルミホイルなら普通のカッターナイフやハサミでも、がんばれば加工できるだろうと思います。板のほうは通販で買うと送料もかかります。
SDHが電灯線が電磁波照射に使われていることがあることを突き止めていますが、普通の家庭用コンセントから電源コードをつないでも、そこから電磁波が照射されていることがあることが分かっています。
電気コードや小さめの家電(パソコンなど)を包むようなときはホイルが、それ以外のもの、たとえば被害者本人の体を守るようなときは大きな板が向いています。
最後に、念のため補足しておきますが、これは思考盗聴に使われているとみられる10kHzの電磁波について考えたものです。周波数帯が大きく違うと、今回の予想は当てはまらないので気をつけてください。電磁波は波長の違いで性質がかなり違います。 2018.11.24
< 追加情報:アルミアンテナで思考盗聴妨害 >
他にも濡れたアルミホイルを肌に直接つけることで思考盗聴を妨害できるという情報があります。水が導体となり電気を通しやすくして、アルミホイルがアンテナの役割を果たして、思考盗聴の電波に干渉しているのではないかと思います。
アルミにアースを付けるなどして、テク犯の防御に成功しているという人もいます。
この理論が正しいなら、ステンレスなどの金属を通す素材のピアスやネックレスその他でもアンテナ代わりとしてテク犯防御グッズとなりそうです。 2019.2.18
< 参考 >
簡易電磁波防護具の作り方、前半 私は一定の効果があります。 2019/10/24
アルミホイルを10~15枚重ねてガムテープを巻いて使うそうです 2019.11.11
集団ストーカーストーカーは地肌にアルミをつけるだけでなく、Twitter連携されると困るらしい… 2018/12/8 2019.2.18