投稿日: Sep 12, 2009 12:53:23 PM
喜多六平太(きた・ろっぺいた 1874‐1971)
明治〜昭和の能楽師シテ方。 明治7年7月7日生まれ。喜多流12代六平太能静の孫。明治17年喜多流14代をつぎ、27年六平太を襲名。気迫にみち、変幻自在な芸風をきずき、衰退した喜多家を再興した。昭和22年芸術院会員。28年文化勲章。30年人間国宝。昭和46年1月11日死去。享年96歳。
友枝喜久夫(ともえだ・きくお 1908~1996)
昭和期に活躍した喜多流の能役者。特に三番目物を中心としてすぐれた境地を見せ、「最後の名人」の名をほしいままにした名人である。 熊本藩お抱えの能役者の家に生れる。父友枝為城及び喜多流十四世宗家六平太に師事。老境に入って目を病み半ば失明状態となったため、1990年の『景清』を最後に能を舞うことはなかったが、最晩年まで仕舞によって舞台に立ちつづけた。白州正子の随筆が有名。(「友枝喜久夫」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2009年7月12日 (日) 05:15 UTC http://ja.wikipedia.org/wiki/友枝喜久夫)