※2025年4月12日に開催された、詰将棋解答選手権の初級戦と一般戦のうち、名古屋栄会場のレポートです。
名古屋栄会場
4月12日(土)、晴れ。今日の名古屋の最高気温は23度とか。春らんまんのお花見びよりに、問題用紙とにらめっこ、これぞ解答選手権。
会場スタッフのメンバー4名は、11時ちょっと前、喫茶店に集合(名古屋名物のモーニングサービスは、11時までなのです)。すこしおくれて、チーフのH氏登場。本日の進行や採点・解説のうちあわせ。この手はウマイ、ここは間違えそう、こんなん解けるんかい、などなど。
12時すぎ、喫茶店を出て、愛旅連ビルへ。このビルの3階には将棋教室があり、解答選手権の会場は同じフロアの会議室。この会場は7年ぶりかな、お世話になります。
机を並べたり、椅子を動かしたりして、会場を設営。後ろのほうには保護者席を準備。将棋教室からお借りした盤と駒を並べて、準備完了。
【初級戦】
12時50分、ちょっと早いけど受付開始。あらかじめメールで申し込みのあった人は11名で、受付に来たのも11名。当日の飛び入り参加はありませんでした。
13時15分、初級戦の説明。13時25分、問題用紙を配ろうとした時、問題発覚。問題用紙の紙が薄いため、裏返して置いたとき、問題が透けて見える!? さいわい、机の表面が茶色だったので、問題用紙を置いたときに透けて見えなかったけど、これが白い机だったらアウトだったかも。くわばらくわばら。
13時30分、初級戦開始。例年、早い人は2~3分で解答を提出するんだけど、今年の人は慎重なのかな。それでも5分から手をあげて退出する人が出て、解答終了の14時00分まで考えた人は1名だけ。目いっぱいまで考えたアナタはエライ。
提出された解答を採点。今年は、②と⑤の問題で間違えた人が多かったみたい。誤記は、できるだけ好意的に解釈してマルにする方向だけど、あきらかな誤解は救済できないので悪しからず。
14時15分より作品の解説。今回、全題正解認定証をお渡しできたのは、土生さんお一人だけでした。パチパチパチ。全題正解者を中央にして、参加者全員で記念撮影。
参照:【名古屋栄】競技開始しました。(詰将棋解答選手権 速報ブログ)、【名古屋栄】初級戦結果(詰将棋解答選手権 速報ブログ)
【一般戦】
メールで申し込みがあったのは、初級戦と一般戦の両方参加が5名、一般戦のみの参加が7名で、計12名。14時50分から受付開始。となりの将棋教室から来たとおぼしき方も、チラホラ。
15時5分、一般戦の説明。事前のお知らせに、筆記用具を持ってきてねと書いてあるんだけど、筆記用具を忘れてきて貸し出す人、複数。あわて者、うっかり者は、解答を書くときにもうっかりするゾ、と心の中でこっそり毒を吐く。
15時20分、一般戦開始。そうだよな、むずかしいよな。途中退出者は1名だけで、あとの人たちは16時10分の競技終了までねばる。終了と同時にため息と悲鳴。そして声高に「感想戦」がはじまる。
うわっ、解答用紙がまとめてやってくる。採点をして、別の採点者が間違えてないかチェックして、パソコンに入力。このときだけは、スタッフがもう1人か2人ほしいところ。
16時25分、作品の解説。④の問題の、銀の成不成とかを間違えた人は案外少なかったけど、ラスボスの⑥で白旗を上げた人は多かったみたいで、解説中にも「あ~~」という声が聞こえたような。
結果は、40分で退出した加藤さんが全問正解で1位。さすがですね。2位は、50分25点の方が4名も。ところが、表彰式でハプニング。賞状に、会場名や回数の数字を入れるのを忘れてた! いやー、やらかした、すんませんすんません。それから、記念撮影。
参照:【名古屋栄】一般戦(詰将棋解答選手権 速報ブログ)、【名古屋栄】一般戦表彰式(詰将棋解答選手権 速報ブログ)
最後に、スタッフ5名がそろってご挨拶して、名古屋栄会場の解答選手権は終了。参加者のみなさま、保護者のみなさま、お疲れさまでした。
そのあと、アンケートを回収し、会場を元にもどして、部屋の鍵をお返ししたのは17時すぎ。ちかれたび~(死語)。
あ、最後に要望なんですが、参加者に配る競技ルールや解答の解説(特に初級戦用のもの)は、小学生にもわかるような文章にできませんかね。文字も、読みやすいようにルビを振ったり、視認性にすぐれたユニバーサルデザインのフォントにするとか、ご配慮いただければと思う次第。どうぞよろしく。
初出:おかもと. "名古屋栄会場". 詰将棋解答選手権2025. 詰将棋解答選手権実行委員会編. マイナビ出版, 2025.12, p.84-86
2025年12月7日作成/2025年12月9日修正