『現代仏教家人名辞典(=現代佛敎家人名辭典)』は、大正6(1917)年に出版された、お坊さんの人名辞典。題名は「現代」だが、100年以上前の「現代」なので、明治の人が中心である。たとえば、「妖怪博士」として知られる井上円了(圓了)や、チベットを探険した河口慧海が掲載されている。
この辞典、皓星社から2002年に復刻版が出ているが、今は国立国会図書館デジタルコレクションで公開されていて、オンラインで読むことができる。また、目次データも国立国会図書館の目録の中にあり、どんな人が掲載されているかすぐわかる。
とはいえ、この辞典、旧仮名づかいの五十音順で並んでいるため、「小川」が「オ」ではなく「ヲ」の項目にあるなど、今の人には使いにくい。そこで、新仮名づかいの五十音順にしたインデックスをつくってみた。ついでに、名前の漢字を新字体にしたものを追加し、国立国会図書館デジタルコレクションの各ページへのリンクもつけた 。
なお、最後にこのインデックスの表計算データも用意した。
岩倉惠〔セン〕(岩倉恵〔セン〕) p.57 (〔セン〕は宣+見)
鎌田〔レイ〕岳 p.148 (〔レイ〕は雨かんむりに神)
梧北〔ガイ〕 p.169 (〔ガイ〕は土+厓)