再び心を励まし、なお待ち望む。
主の慈しみは決して絶えない。
主の憐れみは決して尽きない。
それは朝ごとに新たになる。
哀歌3:21~23
毎日、同じ時間に通勤していると、だいたい同じ人とすれ違っていきます。
この人とここですれ違っているから
いつもよりも遅れているかな?
逆にいつもより早いかな?
なんて考えたりもします。
今週はすれ違う人にニューフェイスが加わりました。
真新しい制服で一生懸命自転車をこぐ学生。
パリッとした服装でバス停に向かう新社会人。
新しいランドセルのぴかぴかの小学生。
新しい年度のスタートだなと強く感じます。
私も何年も同じ仕事をしていますが、新しいスタートをしました。
新しい仕事をさせていただくこともあり、緊張します。
あたらしい引き出しを作れるという喜びを味わいたいと思います。
新しい気持ちで歩みだします。
でも、ゆっくりスタートしようっと!
SS
新学期が始まり、もう2週間が過ぎようとしている今日この頃。
子どもたちはどんな思いをし、どんな目標を持っているのでしょうか。新しい先生、環境、後輩と不安やストレスを抱えていたり、胸を膨らませているかもしれません。出会いの季節ということもあり、少しだけ私もとある先生との出逢いについて書いてみようと思います。
大学生になった時に私は何となく中国語を第二外国語として選択しました。
何で選んだのか今考えても分からないのですが選びその担当の先生がとても顔が怖い先生でした。ちゃんと勉強しないと怒られると戦々恐々していたのですが、実はそんなことはなくとても優しい先生でした。どのぐらい優しいかというと普段の授業がない日に授業を入れると受講者全員分のクリスピードーナツを買ってくるぐらいでした。
何でこの先生ドーナツを持っているのだろうと誰もが思ったと思います。そういうことをする先生には見えなかったので。
みんなが疑問に思ってると先生から下のような説明がありました。
「変更した講義が土曜日ということもあり、みんなにわざわざ来てもらって悪いと思って・・・」
その言葉を聞いたときに、この先生は本当に人が好きなんだなと思いました。その時教室の中には私を含めて五人程度(クラスが沢山あり、20人クラスでした)。説明をした際に教室の中にいる人数を確認し、しばらく唸った後にドーナツを持ち帰って!と言われ、えっ袋とかないしな・・という空気になると徐に自分のバッグから大量のジップロックが出てきたので思わず笑ってしまいました。
あんまり纏まっていませんが、言えることは一つ。「何事もこちらから線を引くのではなく、チャレンジしてみて決めたり、知ったりしよう」ということです。今はその先生は大学にはいらっしゃいませんが会うことが叶うのであればこの言葉をお伝えしたいです。
「以前いただいたお土産の『きゅうり味のポテトチップス』は本当に美味しくなかったです。」
強面の顔が悪戯が成功した時のような顔が目に浮かびます。
春休みのことです。日光の親戚の家に、家族で遊びに行きました。今年の春は、例年よりも暖かく、桜の開花が早いと予測されていましたが、春休みになってからは、寒の戻りがあって、暖かいのか寒いのかよく分からない空模様でしたね。
日光に出かけた日は、雨の前兆のような黒雲が空を覆っているような曇り空でした。灰色の空を眺めながら道を歩いていると、頭の上からポトンと何かが落ちてきました。雨ではありません。硬いものでした。コロコロ道端を転がっていったものの正体は、クルミでした。
なぜ、クルミが落ちてきたのでしょう。目を上げると、電線にカラスがとまっていました。どうやら、クルミを車にひかせて中身を食べようとたくらんでいるようです。車道を見て、車が通るタイミングをはかっています。硬いクルミの殻は、カラスのくちばしで割ることできないのでしょう。車の力を使ってクルミを割ろうとしているカラスの知恵に感心しました。
「空の鳥を見なさい。」と聖書には書いてあります。空の鳥は、自由に大空を舞っています。しかしながら、カラスの知恵を見ると、小さな鳥もまた日々懸命にいきているのだと思いました。
K・i