小さい子どもたちと真剣に話し合っていると、本当にたくさんのことを子こどもから教えられる。
九月の平和を考える行事「平和をともに」の発表に向けて話し合いをした時もそうだった。
今回は「多様性」について考えた。
言葉だけをとり出し考えると難しそうに思える。
だから、夏休みの課題図書を「ダイバシティ―教育」関連の絵本に限定して読み、感想を書いてきてもらった。
選んだ本の内容は
障害を持つこと、
肌の色が違うこと、
人にレッテルを張るということ
などをテーマに書かれたものばかり。
子どもが読んでもわかりやすい本を選んだ。
宿題として書いてきた文章も素朴な気持ちが綴られていた。
金子みすゞさんの詩、聖書の言葉からも多様性についていろいろと考えた。
子どもたちは語彙が少なく、ひとつの言葉に込めた気持ちが多い。
だから、素朴な言葉や文章に深さが増すように思う。
「多様性」というテーマに対して、自分がどうしたいか、自分がどう思うかということがしっかり話し合われ、考えられ、気持ちのたくさん詰まった言葉が教室を駆け巡った。
この数週間、子どもとともに考える時間が与えられた。
9歳の子どもが一生懸命考えた一つひとつの言葉や気持ちが宝物のように輝いていた。
「みんなちがって、みんないい。みんなちがって、価値がある」
話し合いの終着地点となった言葉だった。
子どもたちと話し合った時間が豊かで、楽しかった。
平和の子どもたちって、すごいな…。
S.S
「バーネー!きゃあああ!」
今日の朝の出来事です。キッチンにあるバーネー(バナナ)が欲しくて床に大の字に寝転がる娘。私には1歳半になる娘がいるのですが、イヤイヤ期が始まりつつあるようです。
他にも、オムツを履かずに逃げてみたり、ごはんを食べたと思っても「べえ~」と出してみたりと毎日自分の思いを様々な方法で表現しています。
娘が産まれてから、私の生活は大きく変わりました。色々なことをもっと効率よく出来たらいいのですが、なかなか出来ずにバタバタしてしまうこともあります。
でも忙しさの中にあっても、目の前にある小さな幸せに気づくことが多くなった気がします。朝窓を開けて娘と鳥のさえずりに耳を澄ます。学校に行く途中に娘と葉っぱを探す。今までならなんでもない普通の日常と思ってしまっていたであろうことが、すごく幸せなことだと気づかされました。
また、自分ではなく、娘に可愛い洋服を買ってあげたいとか美味しい物を食べさせてあげたいとか、与えられるよりも与えることに幸せを感じるようになりました。
どれも親にならなければ出会わなかった気持ちです。
平和学園に集う子どもたちもおうちの方や周りの人からたくさん愛されている子どもたちです。そんな子どもたちと毎日共に過ごせることに感謝して過ごしたいと思っています。
K.S
自分でも分かっているのですが、「衝動買い」というのは怖いことだなと思います。
何週間に1回部屋を大掃除するのですが、買った記憶がないもの、同じタイトルの本が2冊あったりして何で買ったのだろう、2冊あるの?と疑問に思いながら掃除や片付けをしています。
本の方は本棚にしまった後に確認すると、実は著者のサイン入りであったり、初版本であったりと購入したことの理由がわかるものなので、スッキリするのはいいのですが、そのことを忘れてしまっているという事に心配になってきます。
洋服や小物に関してはさっぱりです、購入した時には引き寄せられるぐらいの魅力があったのかもしれませんが今となっては分かりません。(この前は、ジブリシリーズのぬいぐるみが某通販サイトから届きました。)
子どもたちにも話していることですが、今度から購入する前に一度「落ち着いて考えてから」にしようと思います。
でも、何で「衝動買い」ってしてしまうのでしょうね・・
T.M