6年生が平和学園小学校を巣立っていく日が近付いてきました。毎年、卒業式で歌うさんびかは6年生が決めています。先日、その話し合いをしたのですが、色々なさんびかが候補にあがりました。好きなさんびかがたくさんあるのは嬉しいことです。どのさんびかも好きだから一つにしぼるのは難しく、逆にどのさんびかも好きだからどれにに決まってもよいよね、ということになりました。そして最終的に、クラスの思い出のさんびかでもあるこどもさんびか134番「勝利をのぞみ」に決まりました。
さて、候補の一曲にこどもさんびか135番「球根の中には」もあがりました。この時期は特に、このさんびかの歌詞が胸に迫ります。
「球根の中には 花がひめられ、
さなぎの中から 命はばたく
寒い冬の中 春はめざめる
その日、その時をただ神が知る。」
小学校生活の中で一人ひとりに様々な成長の時、「その日、その時」がありました。一人ひとりにまかれた種には、もう芽吹いて花が咲いた種も、もう少しで花開くつぼみの種も、これから芽吹く種もあるでしょう。それぞれの心の中で準備され、そこに様々な関わりや働きかけ、神様の愛が注がれて「その日、その時」が来ました。
「その日、その時をただ神が知る。」
「その日、その時」がいつなのか?、本当に来るのか?、自分自身も周りの人も待ち遠しく思ったり、焦ってしまったりすることもあったでしょう。だけど、「その日、その時」は必ず来ます。それも最も善いタイミングで訪れるはずです。実際に卒業を控えた今、6年生のこれまでの「その日、その時」に思いを馳せます。心も体もつながりも、その成長をひしひしと感じます。そして今がまさに「その日、その時」であることも実感します。そして、間近では見られなくなるこれからの「その日、その時」を信じて祈ります。 (Y・T)
3月になるといろいろな植物の開花が楽しみです。
今年は特に暖かかったので、開花が早いように思います。木蓮、梅、そして桜などなど。
私が好きなのはこの季節に咲く黄色の花。ミモザ。
庭先にも植えている家庭もあり、この季節に黄色の花を見ると大体ミモザですね。
ぽんぽんしていてかわいらいいです。
でもすぐに色褪せ、枯れていきます。
木に咲く花々はやはりみんなはかないです。
でもその一瞬がはかなくも美しく、人の目を楽しませてくれているのだなと思いました。
人生100年とか80年とか言われる昨今。
小学校生活の6年間は実に短い時間です。
でもこの6年間が実は人生の支えになっている…。
それだけ初等教育は大切ではないかと特に最近思います。
そして今年も平和の子たちが6年間の学びを終えて旅立ちました。
6年間、輝き続けた彼らにこれからも豊かな神様の祝福があるように祈っています。
「神のなさることはすべて時にかなって美しい。」伝道者の書3:11
S.S
修了式がありました。この3学期、どの子どもたちも次の学年への進級を見据えて、成長しているように見えました。
毎学期、各学年で数名ずつ、様々な成長がみられた子どもたちに向けて生活賞が送られます。毎回、発表の瞬間は「誰が受賞するんだろう!?」「もしかしたら自分が...!?」と子どもたちもワクワクとドキドキ。教頭先生から発表される名前を聞き入るのです。
かくいう私も小学生の時に、この生活賞をもらったことがあります。
要領よく学習できる妹とは違い、成績もいまいちパッとせず、先生の話も聞いているようで聞いていなかったり、マイペースに友達と遊んでいた私でしたが、先生たちは「いつもニコニコしながら友達と関わりを広げている姿」に対し生活賞をくださいました。
勉強だけではなく、努力してできるようになったことや、子どもの良さがキラリと光った場面まで、先生たちはそういった様子をよく見ています。そして賞として頂くことで、子ども自身のよさを本人が自覚できます。
どの子も名前を呼ばれて前に出ていく時は、少し恥ずかしそうな表情ですが、賞状をもらって席に戻ってくるときは本当に嬉しそう!周りのお友達に見せている人もいます。
そんな子どもたちを見ていると、この生活賞だけはず〜っと残って欲しいな、と思います。
あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、
神のさまざまな恵の善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。
ペトロの手紙一 4:10
T・F