先週の金曜日は、節分だったため、生活の授業で子ども達と鬼のお面作りをしました。
授業が始まる前から「せつぶん!せつぶん!」と大興奮!!!
日直の子が「これから鬼が来る授業をはじめます!」と言ったので、「いやいや、今日は
鬼になる授業をします!」と言い直しました。(笑)
子ども達は可愛らしい小さな赤鬼、青鬼に変身し、昼休みはお面を被ったまま、鬼ごっ
こをしにいく姿もありました。
授業の冒頭に「節分って、な~に?」と子ども達に聞くと、「鬼をやっつける日
!」、「豆を食べる日!」などと答えてくれました。
「鬼は~外!福は~内!」と、ご家庭でも豆まきをし、歳の数、または歳より一つ多い
数の豆を食べたことと思います。今年も皆様にとって、健康で平和な一年でありますよう
に…。
そして、毎年、この時期になると、子ども達と一緒に読みたくなる絵本があります。
『まゆとおに』です。やまんばの娘、まゆと鬼の物語です。はじめ、鬼はまゆを食べよう
とします。色々な方法を試しますが、なかなか思い通りにいかない鬼。お風呂を沸かして
いるふりをし、熱いお湯の中にまゆを入れようとします。すると、まゆはいつもお母さん
に言われていたことを思い出します。
『親切な人にはいつも礼儀正しくしなさい』
まゆは思いっきり礼儀正しく「お先にどうぞっ!」と、鬼をひょいっと持ち上げて、熱
いお湯の中に入れると、鬼は大火傷。その後、まゆのお母さんに手当してもらい、まゆの
家でご馳走になります。そして、すっかり、仲良しになるのです。
このお話は、テンポ感が良く、ユーモラスで迫力のある絵も魅力的で、子ども達
に読み聞かせる時は、読み手と聞き手が一体になる感覚をいつも味わいます。
これからも様々な絵本の世界を子ども達と共に感じていきたいと思う今日この頃です。
M.K
1年生とともに音楽を楽しんで歌ったり演奏したり。1年が経とうとしています。この前の授業で、「きせつのうた」をつくりました。メロディーは決まっていますが、季節ごとに思い浮かぶもの、できごとなど自由に、グループに分かれて考えてもらいました。この、話合いの仕方も、みんなで一緒に意見を出すグループ、リーダーが中心となりまとまっていくグループなどグループごとに特徴がありました。
そして、春、夏、冬の歌(なぜか秋の歌を作りたいグループはなかったのです)が完成しました。この歌が本当に素晴らしく、かわいらしく、大人ではできない素敵なことばが生まれました。
〈春のうた〉 れんげがさいた きれいにさいた きれいにさいたら かざろうね
〈夏のうた〉 スイカのプール おおきなたねが うきわのかわりで およげない
〈冬のうた〉 さんたがくる スノーボードやるよ ほしひかるよ ゆきだるま
優しい時間がながれていきました。
F.T