ジョブ型採用(=職種別採用)とは、募集する職種を事前に決めておき、その職種に必要なスキルや知識を備えた人材を採用する制度のことを言います。中途採用者を募集するときによく使われる手法です。
これに対して新卒採用は総合職採用であることがほとんどです。総合職採用とは、採用を行う際には職種を限定しせずに、採用後に新人の適性と能力開発を念頭に企業が配属先、任せる仕事を決めるという手法です。総合職というのは、総合的な能力を要する基幹的業務に従事する企業の正社員のことです。
しかし、昨今は大卒新人の採用でも、職種を限定して採用するという職種別採用が見られるようになりました。専門職などに多く見られる傾向です。入社直後から希望する職種に就けるというのは大きなメリットです。が、当然求められる専門性、スキルはとても高度なものになります。ジョブ型・職種別採用を希望する人は、早めにしっかりと準備をしておきましょう。