用側の視点、ポイントの二つ目は、わが社の一員となれる人かどうかということです。仕事は個人で進めることよりも何人かの協力で進めることの方が多いのです。
この人を新人として採用したら、今の組織になじむだろうかと採用担当者は考えます。わが社の雰囲気、考え方に合うのだろうか、人間関係は大事にするだろうか、ルールやマナー、習慣をマスターしてくれるかどうかという思いが採用担当者にはあります。
それらをまとめると「社風」という言葉になります。「社風」は、先輩社員たちが作ってきたものです。「社風」に合うということは、即ち先輩社員となじむということです。
そこで皆さんの今後の対策として考えられるのは、対人関係能力のアピールです。特に年長者との関わり方については、重要です。アルバイトでもプライベートでも良いので自分より年上の人と人間関係をどのように築いてきたかということを自己アピールできるといいですね。