第53回 特別公演 "食と温泉の国のオーケストラ"
山形交響楽団首席奏者による弦楽三重奏
ヤンネ 舘野(ヴァイオリン)
成田 寛(ヴィオラ)
矢口 里菜子(チェロ)
2024年4月15日(月)12:00開演
会場 美土代クリエイティブ特区
ヤンネ 舘野(ヴァイオリン)
成田 寛(ヴィオラ)
矢口 里菜子(チェロ)
2024年4月15日(月)12:00開演
会場 美土代クリエイティブ特区
■ シューベルト / Schubert
弦楽三重奏曲 変ロ長調 / String trio in B-flat major, D.471
■ シベリウス / Sibelius
弦楽三重奏のための組曲イ長調 / Suite in A major
■ ドホナーニ / Dohnanyi
弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調から" ロンド" / ” Rondo” from Serenade in C Major for String Trio, Op. 10
ヤンネ 舘野(ヤンネ・たての)
フィンランド・ヘルシンキ生まれ。オーストラリアにてジュリアン・クイリット、フィンランド・ヘルシンキ音楽院にてシルッカ・クーラ、オルガ・パルホメンコ、シカゴ芸術音楽学院にて森悠子の各氏に師事。室内楽をイェルツィ・ゲベルト、バロック音楽をデビッド・シュレーダー両氏より学ぶ。98~07年オウルンサロ音楽祭( フィンランド) に出演。ソリストとして大阪チェンバーオーケストラ、東京エラート室内管弦楽団、山形交響楽団と共演。11 年東京文化会館にてデビューリサイタルを行う。15 年ヘルシンキにてW. ケンプのヴァイオリンコンチェルトを演奏。日本各地にて室内楽、オーケストラ奏者、ソリストとしても活動。ヘルシンキを拠点とするラ・テンペスタ室内管弦楽団のコンサートマスター、音楽監督を努める他、山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、森悠子主宰長岡京室内アンサンブルのメンバーとしても活躍。17 年アンサンブルMIDORI を結成自主企画室内楽コンサートシリーズを開始。18 年ソロCD『Janne Plays Sibelius』( レコード芸術準特選) リリース。
1986 年に新日本フィルハーモニーに入団、約10 年在籍。その間89 年~ 90 年、93 年~ 94年の二度に渡りオランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学、V. メンデルスゾーン氏に師事。またKISA 弦楽四重奏団のメンバーとして95 年~ 97 年、秩父及びロンドンでの” アマデウス・クァルテット・セミナー” に定期的に参加しアマデウス・クァルテットのメンバーより薫陶を受け、ロンドン・ロイヤル・ポートレートギャラリーに於ける演奏会等に出演。その後新星日本交響楽団の首席奏者に就任、合併後東京フィル首席奏者を2003 年まで務めた。現在は山形交響楽団契約首席を務める他、鈴木秀美、若松夏美、寺神戸亮、有田正広、L・コッポラ、S ・ホッホランドの各氏等との室内楽での共演、楽遊遊会弦楽四重奏団やオーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム・ジャパン等のメンバーとして活動している。山形大学客員准教授。
祖父が山形県出身。5 歳よりチェロを始める。 馬場省一、宮城健、山崎伸子、石坂団十郎の各氏に師事。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学音楽学部を経て、カール・マリア・フォン・ ウェーバー・ドレスデン音楽大学に学ぶ。 奨学生として参加した霧島国際音楽祭にて 堤剛氏、シエナ・キジアーナ音楽院夏期国際マスタークラス にて D. ゲリンガス氏、札幌リスト音楽院セミナーにて M. ペレーニ氏のマスタークラスに参加。第31 回霧島国際音楽祭賞。第10 回ビバホールチェロコンクール 第1 位。東京・第一生命ホールにてリサイタルを開催。 在ベルリン日本国大使館における演奏会等、欧州各地で演奏。在学中にカルテットを結成し、リゾナーレ音楽祭他多数の演奏会に出演。 ライプツィヒ弦楽四重奏団と共演。 JT が育てるアンサンブルシリーズ、ラ・フォル・ジュルネ・エリアコンサート、宮崎国際音楽祭等に出演。 小澤征爾音楽塾オーケストラに参加。紀尾井ホール室内管弦楽団に客演。2019 年、藤岡幸夫氏プロデュース・日本主要オーケストラトッププレイヤーによる弦楽四重奏団「The 4 Players Tokyo」として活動開始。同年4 月、山形交響楽団 首席チェロ奏者に就任。
Photo © Kazuhiko Suzuki