何遍もしつこく言って恐縮だが、均茶庵は政治には全く興味がない。大学時代にちょっと手を染めて、殆ど火傷しかかっているから、今では近寄るのも嫌だ。爾来、投票の棄権率も、皆さんと比べると、遙かに高い。
この所、スガ総理の失政が目立ってきたことから、何となく選挙の臭いが漂ってきた。スガ総理には、身の潔白さや清潔さは、全く期待していなかった。今は何と言ってもコロナとそれに伴う経済苦境の時代だから、体が綺麗であろうと汚れていようと、二の次だ。まずは、「仕事」をして欲しかった。しかし、残念ながら、もうすぐ半年経とうとしている今でも、何かやったような気分がまるでない。狭い世界で、小役人ごっこだけが続いていると言っても、大きな間違いではなかろう。
そんな中で、ご長男のNepotismが出てきた。総理にまでなったのだから、もしちゃんと仕事をしているならば、出来の悪い息子に多少の便宜を図っても、まあ目くじらを立てることもない。しかし、会議以外にこれと言った事をしていないとなると、話がちょっと違ってくる。元々は、『総務省のお役人も、質が悪くなったものだ。』で済んでしまう程度の話だ。均茶庵の生きてきた時代であったら、日常茶飯事で、軽くいなしてしまうエピソードだ。まあ、今回は仕方ない。お役人には、取りあえず重い罰を課していただこうか。 (ご長男はロン毛だそうだから、キャラクター合わせをした。)
1.自由民主党:
コロナによる「外食禁止令」を堂々と破っているため、「自由飲酒党」などと言われている。兎に角、増税には熱心な党だ。昔風に言うと、いつの間にか「六公四民」まで増えた税・社会保障費・他を、更に「五公五民」まで上げようと頑張っている。スガ総理は、9月16日の総理就任祝いとして、取りあえず、10月1日に第三のビール酒税を上げた。『リーマン並みになったら、消費税を下げる。』との有り難いお言葉は、いつの間にか新聞・TVでさえ言わなくなった。
2.公明党:
よ党の貫禄からか、自民党に右ならいして、今では銀座Comet(こめ党)になってしまった。夜8時過ぎから蠢き出す。自民党の真似をして、党代表がもみ消しに走ったものの、どうしようもなく、右往左往して、ご本人を議員辞職させたのは、つい最近の話だ。この党の母体は、昔は、「病気治し」を売りにしていた。今でも、会員になるとコロナ除けになるのだろうか。「国立戒壇」の設立が、最大の政治目標だったが、どうなったのだろうか。
3.立憲民主党:
専ら、「週間文春」と「週間新潮」の代読屋さんになっている。読み間違えや勘違いもある所が、なかなか可愛い。党費で大量講読しているのだろうか。毎週勉強会をやっているかも知れない。結党当初から、官公労と在日が売りだ。まあ、支持率もその員数を反映しているようだ。未だ朝鮮系と台湾系だけみたいだが、流入激しいベトナム系の勧誘はしているのだろうか。最大の主張は、消費税増税だ。看板を前に出したり、そっと隠したり、結構忙しい。
4.国民民主党:
何処へ隠れてしまったのか、しっかりと探さないとみつからない。
5.日本維新の会:
日本の維新は、明治と昭和にあった。平成はガス欠気味だったが、令和では花咲くだろうか。尚、鬼才 西尾維新先生をご存じない方がおられたら、クリックして頂きたい。牛乳とチョコレートを持って、「青年日本の歌(昭和維新の歌)」を歌っては如何。あっ、時代が違う!
所で、「維新」という言葉は、もう日本の専売なので、「日本」は余分な感じがする。中国で維新と言うと、専ら1898年の康有为・梁启超等による「百日維新」を指す。
6.日本共産党:
「共産主義」を名乗る、世界でも珍しい政党だ。日本特有のガラパゴス化だろうか。社会主義政権は、中国、北朝鮮、ベトナム、ラオス、キューバの5ヶ国になってしまった。あるいは、キプロス、サンマリノ、ネパールも数えるべきなのだろうか。韓国が、もうすぐ加わるかもしれない。ソ連、モンゴル、アンゴラなど、錚々たる国々は、戦列から消えてしまった。この頃は、新聞「赤旗」の売れ行きが良くないそうだ。沢山の「はた」で、応援してもらおう。ついでに、「ワル労」。う~ん、日共は歌わないか。大昔は、音痴「トロツキスト」の持ち歌だったとか。
7.その他:
どう数えれば良いのか、色んな党や会や組がある。昔は、「あわ」と言っていたが、今は死語だろうか。頁が長くなるので、一本にまとめさせて頂いた。社会民主党・れいわ新撰組・幸福実現党・NHK・・・・その他たくさん。
210220 均茶庵
2月22日は、見事に晴れ上がり、5月の暖かさだった。均茶庵は、朝早く丹沢にコケ採りに出かけ、お昼寝も十分な幸せ顔で戻って来た。絶滅危惧種3種も見つけた。
ビールを飲みながら、Googleニュースを読んだ。何と、総務省のお役人1ダースと内閣広報官(元総務審議官)が、スガ総理ご長男のご接待に与っていたという。しかも、「利害関係者」と認識していたと言うから、1999年(平成11年)制定の国家公務員倫理法には、堂々と目を瞑っていたわけだ。しかし、一生懸命仕えたご主人様からは、冷たくも断が下された。但し、ご主人様の更にその上に、お釈迦様がいらっしゃるかもしれない。
ご長男は「別人格」と、総理は繰り返している。息子が40歳にもなったら、いい加減そうも言いたいだろう。しかし、師事した方々の「8050問題」に倣って、「7040問題」には、未練たっぷりなようだ。二人三脚の可愛くて、出来の悪い息子に、次はどんな仕事を世話するのだろう。「バンドをやめてぶらぶら」のご長男の、次の行き先が楽しみだ。アベ総理の時代は、アッキー夫人がアイドルだった。スガ総理の時代は、「ロン毛の菅長」が、一躍マスコットにのし上がった。
追記) 210222 均茶庵
「そ~り」は、もう長くないかな。(芥川龍之介「蜘蛛の糸」)そして、ご長男は、もう一度『〇〇〇をやめてぶらぶら。』(そう、聖歌687番、或いは、ビックカメラのテーマソング。)
武田総務大臣は、驚くような速さで、1ダースの処分を発表した。乾燥しきった官界に飛び火して、一面に山火事となるのが余程恐ろしかったのだろうと、囁かれている。こんな「事故は」ほんの朝飯前の散歩だろう。毎日起こっている。連載が「文春」や「新潮」に掲載されないと、や党も打つ手が無い。そう言えば、NHKはこのニュースの報道を一生懸命薄めている。上部組織への忠誠心は、十二分だ。そして、逃げは得意技だ。まあ世の中、こんなものだろう。
さて、この件は、この辺りで筆を擱こう。均茶庵は、おしゃべりの後始末が怖い。
追記) 210224 均茶庵
「文春」と「新潮」の次号発売まで未だ日にちがあるためか、や党の衆院予算委の質疑は、まるで迫力がないまま、日程通りに無事終了した。禊ぎとは言わないが、スガ総理はぬるま湯くらいは浴びた事になるだろう。
割を食ったのは、農水省のお役人だ。卵屋さんの大臣贈収賄事件にご相伴して、ただ飯を頂いた件は、『もう皆さんお忘れになっただろう。』と、上手い逃げに入っていたはずだ。しかし、突然思い出させてしまい、お仕置きを受けることになった。総務省の方は、7万円のステーキと海鮮料理だったが、こちらはとてもとてもお呼びじゃない。まあ、「たまごごはん」と言った所だろうか。尤も中にはお替わりをしたお役人もいたそうだ。きっと、『総務省のアホどもが。』と、忸怩たる思いを持っているに違いない。そして、密かにドキドキしている〇〇省のお役人も、きっといるだろう。や党は、首を長くして、次号の発売を待っている。もしかすると、スガ総理も手に汗を握って次号の発売を待っている一人かもしれない。
今や超有名人となった広報官を、スガ総理が必死に守る理由が良くわからない。勝手に想像させてもらうと、適当なタイミングで広報官に辞任して頂き、又、4月の人事で農水次官にも勇退して頂き、や党にお手柄を差し上げて、一件落着とするのがシナリオなのだろうか。どうせ、暫く経ったら皆さまはどこぞの理事さんだろう。古来、秘技「ねこじゃらし」と言う。
追記)210225 均茶庵
一夜明けて、官邸と省は、文春への密告犯人捜しに、忙しいそうです。「ぼ~、ぼ~。ぼくらは官邸団。ぼ~。」 『ワクチン・・・。そんなもん、太郎に聞け。』『あ、そう~。』『ばか!こうの大臣だ。どうせずっと先の話だ。じじばば用が、6月末だ~。今、ちょ~忙しいんだ~。』
追記)210226 均茶庵
改訂)210301 均茶庵
聖子会長就任の最初の政策は、オリンピック委員会の女性理事を、12人から19人に増やす事。このため、定款を変更する。理事は35人から45人と、小学校の学級生徒数よりも、ずっと多くなる。
『理事のみなさま、ご挨拶は1分以内にして下さいませ。1時間かかってしまいます。それから、次の予定がありますので、ご意見の発表は、くじ引きで行います。ご昼食は、「アベRもりそば」「アベRかけそば」「スガR親子丼」から選べます。新入荷の、「まーぶるガム」もあります。』
追記) 210303 均茶庵
よ党もや党も、待ちに待った発売日だ。今度は、NTTの社長さんが、審議官と前審議官をご接待とか。ロン毛事件では、何故か一部の方からお役人への同情の声も出たようだが、ここでシナリオがまるで違ってきた。ロッシーニの名曲に「セビリヤの理髪師」というのが有ったが、スガ総理の奥御殿〇〇省の場合には、専ら「せびり屋」と言った方が似合っているようだ。
ところで、今回の一連の事柄については、マスコミの腰の引けが、目立っている。まあ、同じ穴の狢だから、しかたないのだろうか。美味しいご飯が大好きな人たち。そう、「グルめ!!」。
追記) 210304 均茶庵
注)均茶庵が自分で撮ったデジカメ写真よりも、はるかに立派できれいな写真が、Webを飾っている。そこで、思い切って自分の写真を最小限とし、Webの芸術からお借りした。
* 問題あるようでしたら、ご一報下さい。削除します。