2019年末頃から、中国で得体の知れない病気が流行り始めた。正直言って、殆ど注意もしなかった。2002~2003年には、似たような病気のSARS(重症急性呼吸器症候群)が海外で大流行したが、日本には入ってこなかった事もある。それが、2020年1月に入り武漢での大流行が報じられ、又、2月になって、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」の悲惨な様子が、連日マスコミのトップを飾るようになると、何となく不安な感じを持つようになった。しかし、まさかコロナがこんなに世界を席巻するとは予想だにしなかった。
均茶庵は、何となくの予感と不安の中で、2020年1月からこの「正体不明」の疫病の記事を、日記風に書き留めていた。2021年3月5日に、政府は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に対するコロナ非常事態宣言を3月21日まで2週間延長した。この機会に、この日記をUploadしてみた。
日本政府が、コロナに対抗するため、これと言った積極的な貢献をしたようにも思えない。万能の神のワクチン接種を喧伝したが、接種開始は第三波が通り過ぎた頃に、アフリカ並みのタイミングでやっと始まった。太政大臣が、その責任を取ったという話しも聞こえて来ない。
新興宗教は、古来病気治しで教線を拡大していった。しかし、コロナに関しては、まるで無力だった。日蓮様も、El Cantareも、丑寅の金神様も、キリスト様も、アラー様も、お釈迦様も、ゴジラも、ウルトラマンも、人智を越える活躍をしてくれなかった。ひたすら興奮を掻き立てていたのは、株式市場だけだった。
日本の経験は、「やまとだましい」による勝利だったのだろうか。あるいは、「あまてらすおおみかみ」様が、ご降臨されたのだろうか。きっと、春の強い風に乗って、「やまと」を護る神々が降りてこられたに違いないと、均茶庵は信じている。陛下は、きっと神々とご先祖を祀られたのだろうと思うが、下々の話すべき事ではない。
北島三郎さんが「まつり」で歌う、『山の神 海の神 今年も本当に ありがとう。山の神 海の神 いのちを本当にありがとう。』が心に響く。難しい事を言わずに、峠の塞(さえ)の神様にお供えをしよう。
追記) 200313
Webで、関係する大臣の似顔絵を探したものの、余り見つかりませんでした。特に、田村厚労相の分がありませんでしたので、お嬢さんの写真で代理します。
追記) 210610 均茶庵
田村厚労相と岸防衛相の似顔絵が見つかりました。
追記)211130 均茶庵
素朴な疑問
均茶庵は、素朴な疑問をもっている。
ファイザー社やモデルナ社やアストラゼネカ社で開発したコロナワクチンは、mRNA法または、ウィルスベクター法と言われている。ウィルスのスパイク蛋白質のmRNAを脂質の膜で包み込んだものを、ワクチンとして体内に注射する。そうすると、このスパイク蛋白質に対応した抗体が出来て、発病を防ぐ。
2020年9月に英国で発生したα変異株は、N501Yと呼ばれ、501番目のスパイクのN(アスパラギン)がY(チロシン)に変異している。一斉風靡したウィルスは、もう殆ど見られない。
一方、2020年10月に印度で発生したδ変異株は、現在世界中で猛威を振るっている。このウィルスは、L452Rと呼ばれ、452番目のスパイクのLがRに変異している。
新たに2021年11月に南アで発生したο変異株は、529番目のスパイが変異しているそうだ。又、30ケ所で変異しているという説もある。
さて、ο変異株に、これまで開発されたα変異あるいはδ変異のワクチンを注射して、本当に効果があるのだろうか。変異したスパイクの場所が、全く違うのではないだろうか。
この後、π、ρ、σ、τ・・・と新しい変異が出てきたら、その都度スパイク部位に対応するワクチンを作って、注射するのだろうか。
注)均茶庵が自分で撮ったデジカメ写真よりも、はるかに立派できれいな写真が、Webを飾っている。そこで、思い切って自分の写真を最小限とし、Webの芸術からお借りした。
問題あるようでしたら、ご一報下さい。削除します。