財政規模
平成21年度の一般会計及び特別会計の歳出の合計額は、それぞれ552億円と420億円となりました。(図1)
市民一人当たりにすると、31.2万円と23.7万円です。
一般会計が+30億円と大きく増えています。
特別会計の財政規模はほぼ同じですが、制度の改正期にあったので、受託水道や老人保健が今年度からなくなっているなどの変化があります。(正確には老人保健は平成21年度までありましたが、金額些少のため割愛しました。)
主なところでは、区画整理→-11億円、下水道-9億円、介護保険+7億円。
特別会計についていえば、投資的費用が減っているようです。
(平成20年度は図2)
図1平成21年度決算
一般会計
図3は歳出を大きな目的別に分類したもので目的別歳出といいます。
最も多いのが福祉関係の民生費。全体の40%以上を占めています。
二番目が総務費。一言では説明しにくいですが、市政全般に係る費用。
三番目が小中学校などの教育費。
それからゴミ処理などの衛生費、道路などの土木費、借金の返済である公債費と続きます。
図4は平成20年度。比較をしてみると、大体の割合は同じなのですが、民生費がさらに増えて40%を超えたこと。
教育費が減少し、2番目から3番目になったこと。(学校建設費が減ったことが原因。)
土木費と衛生費が逆転したこと。
が違いです。
平成21年度決算の方は一人当たりの金額も入れてみました。
これを見て多いのか少ないのかは、なかなか判断できないとは思いますが、あえて入れたのは他の市でも一人当たりの金額が発表されれば、一つの尺度として自分の市と比較できると考えたからです。
逆に日野市だけでやっていても大して意味はないのかもしれませんので、是非他の市でも取り組んでいただきたいです。
日野市HP(平成20年度会計別決算総括表)
図3 一般会計目的別歳出(平成21年度)
図4 (参考)平成20年度一般会計
平成21年度財政白書 動画 お金の使い道