PBJ2008 : Bergson extrême-orientable. Lire l'Évolution créatrice en Asie de l'Est
全体情報
国際シンポジウム《東アジアにおけるベルクソン》 Bergson extrême-orientable
『創造的進化』の受容と展開(2008年10月9~11日)
第一日:日・中・韓におけるベルクソン受容の歴史
10月 9日(木)法政大学ボアソナードタワー26階A会議室
セッション1(10:00-12:30) 日・中・韓におけるベルクソン受容の歴史(司会:安孫子信)
リュ・ジソク(韓国釜山大学)「朝鮮・韓国におけるベルクソン読解。ベルクソン哲学受容の系譜学」
杉山直樹(学習院大学)「ベルクソン哲学再読のための幾つかの考察――大正期日本のベルクソン・ブームから出発して」
志野好伸(明治大学)「哲学の境界画定――近代中国におけるベルクソン受容の一例」
セッション2(14:30-17:00) 無をめぐって(司会:檜垣立哉)
王礼平(中国浙江大学)「内在か超越か?――ベルクソン、レヴィナス、中国思想の比較」※金森氏による代読
合田正人(明治大学)「明かしえぬ諸〈無〉のカバラ――H.ベルクソンとS.ヴェイユのあいだ/を超えて」
谷口薫(四国大学)「知性の否定する力――『創造的進化』の無の批判・無秩序の批判を通して」
全体討議(17:00-17:30)
第二日:生気論の運命――ベルクソンかドゥルーズか
10月10日(金)法政大学ボアソナードタワー26階A会議室
セッション1(10:00-12:30) 生気論とその運命(司会:杉山直樹)
ハン・ヘジン(韓国ソウル大学)「ベルクソンとカンギレム――生命の技術的側面と前技術的側面」
宇野邦一(立教大学)「ヴィタリスムと生政治学」
藤田尚志(日本学術振興会)「ドゥルーズかベルクソンか――何を生気論として認めるか」
セッション2(14:30-17:00) ドゥルーズによる/以後のベルクソン(司会:金森修)
ファ・スヨン(韓国ハルリム大学)「ベルクソンとドゥルーズ。『創造的進化』をめぐって」
財津理(法政大学)「ドゥルーズにおける時間イメージと時間の綜合との連関」
檜垣立哉(大阪大学)「ドゥルーズのベルクソン読解における〈転回点〉」
全体討議(17:00-17:30)
第三日:生命/物質
10月11日(土)明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモンA1-3
セッション1(10:00-12:30) 生命/物質(司会:合田正人)
アルノー・フランソワ(仏トゥールーズ大学)「ベルクソンとヘッケル――ベルクソンにとって〈一元論〉は何を意味しているのか」
松本力(法政大学)「物質の実在と物質の発生の間」
神山薫(一橋大学)「ベルクソン哲学における『無意識』の諸相」
セッション2(14:30-17:00) 直観をめぐって(司会:望月太郎)
チェ・ルェ(韓国慶熙大学)「パク・ホンギュのベルクソン解釈」
安孫子信(法政大学)「哲学と知性発生の問題――『創造的進化』第3章の一読解」
増田靖彦(早稲田大学)「ベルクソンにおける直観の論理」
全体討議(17:00-17:30)・閉会パーティ(18:00-20:00)