7月3日

投稿日: 2009/07/03 15:29:54

事実をあるがままに受け入れようとしない、心の汚い人間は、1日と2日の日記が矛盾しているように思われるかもしれない。

そんな世の中に失望が隠せないが、一方でその指摘が的を射ているということもまた紛れもない事実である。

そこで、1日2日の日記はいっそ無かったことにして、ここに真の必勝法を記そう。

それは、「ぐー以外の手を出すと高らかに宣言し、実際の勝負では粛々とちょきを出す」というものである。

なんだ、変わらないじゃないか。と思われる方もいるかもしれないが、これがまた大違い、およそボルテックスとボルボックスくらいの違いがあるのである。

【解説】

まず、ぐーを出さないと宣言した時点で、相手の思考は例によって次の二パターンのどちらかに分かれる。

i )森は心の綺麗な人間だから、嘘なんかつかないだろう。

ii)森が言う事なんか、嘘に決まっている。これは罠だ!!

ii)のような考えの人は(以下略)

i )のとき

森の事を信じた時点で、森の出す手はちょきかぱーかのどちらかに限られる。

あとは1日のii)と同じ論理で相手はちょきを出すだろう。

ii)のとき

森の事を信じない時点で、森の出す手はぐーに限られる。

そこで相手は迷わずぱーを出すだろう。

i ) ii)より、相手が出す手はちょきとぱーのどちらかに限られるため、ちょきを出しておけば自分は決して負けることがない。

ポイントは僕を疑う人間に選択肢を与えないことである。

こうする事で、相手を意のままにコントロールすることが可能となり、敗北する可能性は極限まで低下するだろう。

また、万が一、頭のいい人間が森の裏をかこうとした場合以下のようになる。

森の言う事なんかにはもう騙されないぞ。信じれば狩られるのだ。

仮に森を信じるとしたら自分は何を出すだろうか、森はちょきかぱーを出す訳だから、うーん、ちょきを出せば安全かな・・・?

つまり、森はちょきに勝つぐーを出してくるはず。ほらやっぱり結局ぐーを出すんじゃないか。ここはやはりぱーで応戦だ!!

と、結局ぱーを出すことになり、森のちょきの前に敢え無く散るだろう。