6月27日
投稿日: 2009/06/28 17:12:30
書けども書けどもわが暮らし楽にならざり ぢっと手を見る
《解説》
毎日いくら書こうと、次の日には必ず新しく何かを書かなくてはならない。
少し気を抜けば、雲を突き抜けるかの如く積み上がるそれを、僕は見上げながら絶望と諦観に浸る。
世界の美しさ、自然の不思議、この世に生を受けた奇跡、生きる喜び、このようなものを謳う気持ちなんかとっくに忘れ、今日もまた一人で左手のクロッキーをしているよ。
あぁ多重債務者の生活とはかようなものだろうか。
なんて別に全然思ってないよ。