いしかわ(1)

投稿日: 2009/11/10 12:57:37

再開します。

相撲の話です。

興味がない人は/※から※/までとばしてください。

もう3か月以上も前のことだが、九州や沖縄で日食が見えた7月22日、愛知県体育館(※1)でも珍しいことが起きた。

/※

大相撲名古屋場所は10日目(※2)を終えて全勝で横綱白鵬と大関琴欧洲、一敗で大関琴光喜と展開していた。

白鵬はここまで万全の相撲で隙なし、綱とり(※3)の日馬富士が早々と優勝争いから脱落、朝青龍も2敗を喫するなか、悠然と白星を重ねていた。

この場所絶好調だった琴欧州は初日から力強い相撲で勝ち続け、前日はこの場所3大関を破り好調の稀勢の里を圧倒した。

琴光喜は地元名古屋の大声援もあり、一敗を守っていた。

もう一人の横綱朝青龍は中日(※4)、9日目と連敗したものの前日は難敵鶴竜を退け、逆転優勝へ望みをつないで終盤戦を迎えていた。

(続く)

(※1)相撲の本場所(野球でいえばペナントレース、優勝すると天皇賜杯と内閣総理大臣杯その他もろもろの賞品がもらえる)は1月、5月、9月は両国国技館、3月は大阪府立体育会館、7月は愛知県体育館、11月は福岡国際センターで行われる。

(※2)相撲は一場所15日間で、一日一番相撲を取り、一番たくさん勝った人が優勝となる。

(※3)大関が二回続けて優勝すると(ほとんどの場合は)横綱になれる。前の場所優勝した大関のことを当該場所で優勝すれば横綱になるという意味を込めて「綱とり」と呼ぶ。

(※4)8日目は15日間の真ん中なので中日(なかび)と呼ぶ。ちなみに、1日目は初日、15日目は千秋楽と呼ぶ。初日、中日、千秋楽は必ず日曜日である。