1月18日
投稿日: 2010/01/28 10:01:03
出会い系サイトの歩き方
~第三回 サイトの選び方 上級編~
前回、サイト選択の重要性を説き、その選び方を説明したが、実際1)から3)に関してはそこまで困難があるようには思えない。
そう、問題は4)である。
なぜなら、そこでは欲望や後ろめたさにつけこみやすいがために、それらを利用した悪質なサイトが数多く存在するからである。
そこで今回は、悪質なサイトの典型的な手口を紹介した上で、賢いサイト選択の方法を解説したい。
悪質なサイトの目的とする所はその殆どが架空請求をする点にある。
このようなサイトでは実際に女性は殆ど登録されておらず、殆どがサクラである。
以下架空請求の手口の例として、代表的なものを列挙しよう。
・登録は無料と謳っておきながら、実はメールの送受信等は有料(ポイント制になっている事が多い)で、後から使ったポイント分の請求が来る
・そのサイト自体は完全無料だが、姉妹サイトとして上記のような所に同時登録される
・女性(実際はサクラ)に乗せられて卑猥な写真等を送信し、それにより訴訟が起きると事務局から警告、示談金の振り込みを迫られる
・うっかりクリックしただけで自動登録、登録料の振り込みを迫られる(ワンクリック詐欺)
・フィッシング詐欺、ファーミング詐欺
細かい手口の違いも考慮すれば枚挙に暇はないが、これくらいを押さえておけば、主なパターンは十分カバーできるだろう。
こういった悪質サイトの見分け方として考えられるのは、まず第一に利用規約の隅々に目を通す事である。
請求はほぼ間違いなく規約を盾に主張してくるので、利用料、同時登録の類についてはそこに書いてある場合が多い。
逆に規約違反となっていれば契約の取り消し(無効だったかも?)は法的に可能なので、必ず確認しておきたい。
それから第二に、登録時に入力する個人情報の内容を確認する事である。
架空請求は電話、郵便、個人メールのいずれかで行われるので、電話番号や住所やフリーメール以外のメアドの入力を要求するサイトは避けた方がいい。
携帯のアドレスを入力させるサイトは多いが、そういった所に登録したアドレスは、まず間違いなく迷惑メールのメーリングリストに登録されるので気をつける必要がある。
第三には、"登録しようと思ったサイト名 詐欺"などでグーグル検索を行う事である。
悪質サイトの場合大抵被害報告があがっているものなので、対策手段としてはかなり有効と言えるだろう。
悪質サイトの見分け方は以上だが、それでは優良サイトはどのように見つけたらいいのだろうか。
出会い系サイトを評価したり、ランキング形式にしたりしているサイトはあるが、それ自体が仕組まれた罠である可能性が高いため信用できない。
そんなサイトに頼るまでも無く、この件に関しては、独自のメソッドがある。森メソッドと読んでもらって構わない。
それは、簡単な事だ。ひとえに女の子の気持ちになってサイトを探すのである。(一重の女の子の気持ちになる訳ではない。)
繰り返しになるが、悪質なサイトは男性の欲望につけ込むようにできている。
そういうサイトではサクラさえいればよく、別に女の子を集める必要が無い。
我々は異性に出会いたくてサイトに登録するのだ。
欲望や性的趣向の赴くままに、異性の集まらないサイトに登録するというのは本末転倒である。女性の集まるサイトに登録する、これが基本であり、同時に極意でもあるのだ。
具体的には、もし自分が女だったら、まずどんなキーワードで検索して、そしてどんな名前の、どんな外観のサイトに登録しようと思うか、これをできるだけ正確にシミュレートするのである。
また、女性誌に目を通せば、女性を積極的に集めようとしているサイトがどこなのか分るだろう。
その上で貴方が、「リアルセレブ妻」や、「極上淫熟女」、「一発やるやる大辞典」等というようなサイトへ登録しようと思ったとすれば、もうあまりにファンキーとしか言いようが無い。
悪質サイト対策を徹底しつつ、森メソッドを実践すれば自ずから登録すべきサイトは見えてくるはずだ。もう迷う事は無い、決然と進まれよ。
次回はサイトに登録後の振る舞いについて。乞うご期待。