7月19日

投稿日: 2009/07/20 19:57:17

光速三部作の最後を飾る記事として、今日はなぜ光の速度を超えられないのかということについて。

相対性理論というのは単に観測された現象に理論をつけているだけで、なぜそうなるのかという根源的な問いには一切触れていない。

そんな訳で、どれだけこのような理論を持ち出して説明されたところで、我々には(少なくとも自分には)納得できないというのが正直なところである。

普通に考えれば、光だけを特別扱いしなくてはならない理由なんて無いように感じられ、光速度不変の原理などというインチキっぽい実験データのみに基づく不安定な理論、若しくは完全に誤った理論のように思えないだろうか。

しかしながらどうやらやはりこの世には特別扱いすべき対象は確かに存在する。

動物を飼ったことのある人間なら分かるであろう。そう、自分のペットを超えるかわいさを持つ動物は存在しない。

それは観測者がどのような状況におかれていても常に真であり、たとえ近づくことはできても決して超えることはできない。

超えられないという事に関して異論がないばかりか、更にはどちらの方がかわいいかなど比べる事のナンセンスささえ理解している。

我々が求められている思考のブレイクスルー、それは、ペットをそっと光に置き換えられるか、ただこの一点に集約されていると言えるだろう。