1月9日
投稿日: 2010/01/12 17:14:20
1984年 ジョージ・オーウェル
近未来小説として、1948年に刊行された。
ちなみに、村上春樹の1Q84はこれのオマージュ(?)で、近過去小説ということで刊行された。
大規模な核戦争後に生まれた全体主義国家による独裁の様子が描かれている。
微細に作りこまれた世界観(言語まで作られている、スタートレックか。)が秀逸で、最後まで陰鬱な内容。
救いがあるとすれば、これが小説だったということくらいか。
そうそう、今日愛知でMUSEっていうイギリス人バンドのライブに行ってきたんだけど、その人達が最近出したアルバムもこの小説に影響されているらしい。
洋楽の歌詞の意味なんて知りたくもないけど。
というかこんな怖い小説なんか読んでる暇があったらMUSEを聴いた方がいい。天才だから。
特にAbsolutionとBlack Holes and Revelationsっていうアルバムは今すぐアマゾンで注文しなさい。
高3のときも来日した時に聴きに行ったけど、今年は当時の5倍くらい人が来てたと思う。
日本に来れば儲かる、そう思ってくれればいいなぁ。