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~音楽的呼吸とフレージングのズレをなくすために~
文章としては意味がつながってるのに、休符で音が止まると「語りも終わった?」と誤解されることがある。
→ これは「音楽的な休符」と「言葉の流れ」がずれてしまうことで起きる問題。
音は止まっていても、語りは続いて聞こえる状態を作る。
休符を「沈黙」と捉えず、「次に向かう呼吸」で満たす。
🎵《例》「La luce splende…(休符)…sopra il mondo…」
→「…splende」のあとも、“語りたい気持ち”は止まらない。
無音でも、小さく吸って、次に続く気配を作ると自然!
・次の音に滑らかに入る
・発語の勢い・方向性をキープする
・必要なら、前の語尾に少し“溶け込むニュアンス”を残す
休符で体や表情がフッと緩むと、聴き手に「終わった感」が出てしまう。
・表情や体幹で“まだ語っている”空気を残す
・呼吸・視線・上半身の姿勢で「続きがある」ことを示す
文章の途中に「間」があっても、“気持ちのテンション”が切れなければ、聴き手にはちゃんと続きとして伝わる。
声楽は特に「話すように歌う」ことが大事。
これは「吸って→音を出す」動作が強調されすぎて、“語りの自然な流れ”がブツ切れに聞こえるパターン。
・語りの途中に“強制終了感”が出てしまう
・一語一語が「点」になり、流れが止まる
・柔らかい言葉や母音始まりの単語で違和感が目立つ
→ 吸ってる最中に、もう発語のイメージが始まってる感覚で。
🎵《例》「…sopra il mondo」
「吸って」から「so-」に入るとき、切り替えじゃなく“続き”にする!
→ 出すというより、“通す・流す”イメージ。
・母音の入口で、柔らかく“息を乗せるだけ”にする
・音の立ち上がりにパンチを入れず、滑らかに始める
→「音楽的アクセント」より、「言葉の自然さ」を重視!
例:「あいしてる」で「あ」だけ強かったら変。
何を伝えたいか=意味の流れに沿った自然な強調を。
🔸休符中に…
表情・体幹・目線に「まだ語ってる感」がある?
次に進む“語りたい呼吸”が入ってる?
聴き手に「終わった」と思わせてない?
🔸ブレス後に…
発語が急に強くなってない?
「吸う→出す」じゃなく「吸いながら発語」になってる?
母音始まりでも自然な流れになってる?
母音始まりの言葉(特に“a”や“o”)
andante以下のゆったりテンポ
音域が変わる直前(高音の入り口など)
歌詞の意味が強いフレーズで力んじゃうとき
🎭演技:台詞の途中に「間」があっても、気持ちが止まってなければ“繋がって聞こえる”
📖朗読:「沈黙」にも“意味”や“方向”があることで、聴き手に自然な流れを与えられる