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本来のメロディの直前に、とても短く挿入される装飾的な音のこと。
楽譜上では、小さな音符(八分音符や四分音符)で書かれ、斜線が引かれていることが多いけれど、オペラのボーカルスコアでは斜線が省略されている場合もある。
この装飾音は、主音に「滑り込む」ように演奏や歌唱されるのが特徴。
リズム的には、装飾音を素早く入れてから主音を少し早めに始めるイメージ。
主音に向かって、瞬間的に短い音を挿入する技法。
トリルやアジリタの後に登場することが多いが、より短い装飾音の扱いができる技術として、発展的な表現手段。
感情表現をより豊かにするため
言葉のイントネーションやイタリア語の自然なリズムに合わせるため
メロディを「語る」ように歌いたい時にぴったりな手法
うん、これは立派な技巧(テクニック)のひとつ。
声楽でも器楽でも使われるけれど、特に声楽では、
歌詞の意味や心の動きを込めるためにとても大切な技なんだ。
単に「速く歌えばOK」というわけじゃなくて、文脈や感情に合わせた“滑り込み方”が問われる
「さりげないけれど、意味のある一瞬」をどう表現できるかが大事
歌い手の表現力・センス・技術が試される、小さくても奥深い技