ドロンちび丸紳士録

ちび丸 : ドロンちび丸。ちびまる。

よくばりてんぐ : 忍術を知っているが、宝物をたくさんあげないと教えてくれない天狗。ちび丸が最初に弟子入りしようとした相手。結果的に、ちび丸に最初の術(空を飛ぶ術)を教えた(盗まれた)。夜泣き石探しに参戦。汽車に変身していたところを、猿に変身したちび丸に敗れる。

キリンあくま : キリン大王。ほしいもこぞうと戦っているところを、通りかかったちび丸に退治された。/夜泣き石を探すちび丸を発見し、再戦を挑むが幻術にかかり、自分の足を切り落としてしまい敗北。/ほしいもこぞう、がまぐちぼうやと遭遇し、食べようとするが取り逃がしている。/バスに化け、ほしいもこぞう、がまぐちぼうやを手玉に取るが、またもちび丸に邪魔され、赤ちゃんにされてしまう。

ほしいもこぞう : うずまき仙人の弟子。年中干し芋を食べている。キリンあくまと戦っているところをちび丸に助けられ、師匠であるうずまき仙人に紹介した。/夜泣き石探しに参戦、むしこぞうに勝利。/バスに変身したキリンあくまに騙されるが、ちび丸に救われる。

うずまき仙人 : ちび丸の師匠。ちび丸に忍術を教え、卒業試験として夜泣き石の謎を解くように命じる。/夜泣き石事件の顛末を報告しに戻ったちび丸に、新たな事件の解決に赴くように伝えた。/

がまぐちぼうや : うずまき仙人の弟子。胴体ががまぐちのようになっている。一人称は「あたい」。/夜泣き石探しに参戦。はげあたまに勝利。/バスに変身したキリンあくまに騙されるが、ちび丸に救われる。

さんぞくのおやぶん : 作中では「おやぶん」とだけ呼ばれる。かつらをかぶっている。夜泣き石を探している途中で、山賊の家と知らずに泊まったちび丸の身ぐるみをはごうとする。しかし、ねずみがちび丸に忠告したため、逆に忍術で翻弄されてしまった。翌日には「とにかくおまえにはあきれてしまった」などといいながら、隣で勝手に食事をとるちび丸を見ている。案外、おおらかなやつなのかもしれない。

はげあたま : ハゲタカと思われる鳥。むしこぞうの家来(と呼ばれているが、むしこぞうに対してタメ口で話しており、相棒的な存在なのかも)。ちび丸とよくばりてんぐに、相次いで夜泣き石のありかをきかれ、むしこぞうに報告した。/夜泣き石探しに参戦。がまぐちぼうやを銃で狙撃するが、柔術に敗れる。

むしこぞう : 幻術使い。羽と触覚をもった、蝶か蛾のような格好をしている。夜泣き石探しに参戦。火を吐いてほしいもこぞうを追い詰めるが、顔を大きくする忍術に敗れる。/夜泣き石に化けてちび丸をからかおうとするが、失敗した。

手の木 : 手がたくさん生えた木。洞穴に生え、動物たちを殺して養分にしていた。夜泣き石を探してきたちび丸に「オッペンペンにやっつけ」られる。

すっぽん大王 : 一千年生きている妖術使い。亀に化けたちび丸に夜泣き石の秘密を喋ってしまう。術の解ける石に障ってしまったちび丸の正体を知り、襲いかかるが、ちび丸は虫になったので見失ってしまう。/翌日、からすてんぐたちと出会い、戦う。/ちび丸の幻術にかけられ、ばらばらにされたと思いこんでいるにんじゅつだいふくを助けた。

ほしひめ : 術によって夜泣き石に変えられていた姫。

こんぺい島のおうさま : ほしひめの父。にんじゅつだいふくによって幽閉されていたがちび丸に救われる。ちび丸によって日本に城を持った。

にんじゅつだいふく : ガッチャン大将の家来(試合に敗れた結果家来になった)。すっぽん大王とは昔仲間。なぞのかいぶつに化け、宝のありかを教えないほしひめを石にした。ほしひめは元に戻り、ちび丸、ほしいも、がまぐちのトリオの前に敗れた。/その後ガッチャン大将のもとにもどり、ちび丸に負けたことを報告。スケベ親父のような絶妙な表情で「まけちゃいましたよわっはっはっはっ」と言ってガッチャン大将に殴られるシーンは笑える。その後も大将に油をさしたりと、すっかり三下に。

ガッチャンたいしょう : 西洋の博士がつくった召使いロボットだったのだが、壊れて暴走。/日本に辿りつき、にんじゅつだいふくを試合で破り、家来にした。/のんきの守の城に透明になって現れるが、ちび丸に見破られる。追って来たちび丸を、居城である足の生えた塔の催眠ガスで眠らせ、逃走した。/

みみせんにん : 耳が大きい。ガッチャン大将を探しているちび丸に試合を挑むが、幻術で耳が取れたと思い込まされて敗北。

のんきのんきのかみ : ちび丸を召し出し、忍術を見せてもらおうとするが、ガッチャン大将が庭に潜んでいたため、お流れに。

みみずくろうじん : ガッチャン大将を追うちび丸に、まほうのつえを貸した。ちび丸はまっすぐ進めば大将が見つかることを知る。/