第3回「水神」碑追悼式の様子
イトムカでの56号ダム跡地における、第3回「水神」碑追悼式は無事終了いたしました。そのときの模様を簡単にご報告いたします。
2016(平成28)年8月5日(金)午後1時、
集合場所である、「イトムカ鉱山発祥の地」碑前の広場に、札幌、旭川、留辺蘂、釧路からの車に乗って、
9名が集まりました。
早速、留辺蘂よりに4キロ離れた、56号ダム跡地へ向かいました。入口には丁度工事中の車が入って
いたのですが、事情を話して駐車させてもらい、そこから約300メートル位奥に歩いて入っていき、
「水神」碑前に到着しました。
3時30分~5時30分 「つるつる温泉」にて懇談会を持ちました。
懇談会の内容 1、慰霊碑建立についての経過報告
2、「慰霊碑」を建てる会 発足について
「水神」碑は、道路から4~5メートル離れた、岩の上に立っていて、そこまでは草薮を漕いでゆかなけ
ればなりません。鎌を持ってきた方が草を刈り、全員が碑の前に集まり、花やお供物をお供えし、線香を
焚いて、中川氏のお経で、この地で犠牲になった方々を偲んで、ささやかな追悼式を行いました。
そのあと、水銀溜め池だったダム跡の名残のある地に行き、樋(とい)の装置の跡を確かめました。
更に、車で1~2分下ったところにある「処理施設」を見学しました。閉山になって40年余りになる のですが 未だに汚水の処理を監視し続けているのです。
2、について、留辺蘂町内に土地の取得が可能になったことから、「慰霊碑を建てる会」を発足させ たい。
発起人になっていただきたい旨お諮りしました。
「募金活動」と「普及活動」を進めるにあたって、問題点として、「建てる会」の趣旨を明確にすることや、
現地における中心となる人、行政との関わりなど、基礎固めをもう少し充実させることの必要を感じました。
今後、それらの面をもう少し、充実させるべく検討してゆきたいと思います。
☆追悼式は来年も8月に行います。
ぜひ多くの方が追悼式に参列されるよう希望します。ご質問、ご希望などありましたら、下記の
連絡先まで、ご一報ください。
連絡先 Eメール rnkimura@jcom.home.ne.jp