2022年

講座、セミナー、シンポジウムなど

岡山県プラスチック3R推進セミナーで、基調講演とパネルディスカッションに携わりました。(岡山県


 日時:2022年211日(金・祝)13:30~16:00 

 場所:オルガホール *新型コロナウイルス感染防止のためオンライン開催に変更

 基調講演岡山プラごみ減量化  大作戦

   パネルディスカッション:「地球を守ろう~吉備の国プラスチック3Rのススメ

世界規模で環境への影響が心配されているプラスチックごみ問題。

このまま放置すれば2050年までに魚の重量を上回ると予測されるなど、地球規模での

環境汚染が懸念されています。

便利さを追い求める一方、プラスチックにはリスクがあることを認識する必要があります。

プラスチックと共存した持続可能な社会を目指し、暮らしを変えていくことが今、求められています。

魚が豊富で多面的価値を有する美しい瀬戸内海を守るため、できることをお話しました。

花王(株)ESD活動推進部長、漫才師の幸助・福助さんとのパネルディスカッションは、楽しい展開となりました。

当日の様子は、2月18日~ 3月18日に後日配信されました

山陽新聞に記事が掲載されました。

プラごみ削減へ岡山県がセミナー 講演など通し身近な取り組み学ぶ

山陽新聞朝刊掲載(紙媒体)令和4年2月12日

山陽新聞デジタル版掲載(会員限定)注目ニュース 政治行政  02/11 https://www.sanyonews.jp/search/?kw=プラごみ削減

環境カウンセラーのメディア情報欄に、セミナー情報が掲載されました。 



★江南市消費生活講座を担当しました。


 日時:2022年3月7日(月)14:00~15:30 

 場所:Home & nicoホール(江南市民文化会館)

 テーマ:「エシカル消費ってなあに?-SDGs、私たちにできること


国際フェアトレード認証ラベル付きチョコレートやバナナ、FCS、MSC認証ラベル付き商品などを持参しました。

実物をお見せし、ラベルの意味や社会的背景、国際フェアトレード認証対象原材料・製品などを紹介しました。

 

絵本「じゅんびはいいかい?名もなきこざるとエシカルな冒険」を朗読。

エシカル消費に関連する動画3本を会場で流し、観ていただきました。

 

米国スポーツ用品メーカーのナイキが、1997年に人件費の安い東南アジアの生産委託工場での実態が

引き金となった「ナイキ・ショック」は、児童労働、強制労働、低賃金労働、劣悪な環境での長時間労働が批判を浴び、

世界的な不買運動につながりました。

ガーナのカカオ農園、インドの綿花畑で働く児童労働の事例、2008年にスタートした森永製菓の

「1チョコ for 1スマイル」、東ティモールで展開された王子製紙の「千のトイレプロジェクト」なども紹介しました。

 

ビジネスと人権、児童労働の関係、コーズ・リレイテッド・マーケティング、消費者の8つの権利と5つの責務、

SDGsとエシカル消費の関係、SDGsの目標達成に向け、私たちにできることを伝えました。

 

2択のクイズを実施しました。【Q. SDGsの目標達成期限は2030年or 2050年?】

受講者の約70%は、2050年が哲西起源と思われていました。

SDGsは情報が多々氾濫していますが、曖昧な認識があることが判りました。

 

ステップアップとして、レインフォレスト・アライアンス認証、MSC、ASC、FSC、RSPO認証など、

サステナブルラベルについて学ぶ機会があると、より効果的と感じました。




刈谷市女性の会連絡協議会 女性リーダー研修会を担当しました。


  日時:2022年5月20日(金)13:30~15:00 

  場所:刈谷市民交流センター ホール 

  テーマ:「プラスチックごみ削減を目指して

プラスチックと社会の関係性、プラスチックごみの行方と影響、今年4月からスタートした

「プラスチック資源循環促進法」、プラスチックごみ削減に向け私たちにできることなどお話しました。

4月に出掛けたバンコクのプラごみ事情も写真で紹介しました。


【事後報告】 2023年2月24日


刈谷市女性の会連絡協議会さんから、1年間の活動をまとめた「女性の会大会」冊子📘とヘチマの種が届きました。🌿

学びを起点に、「わたしたちにできることをやってみる」と行動に移されています。


・家庭から出るプラスチック製容器包装ごみを計量し、実態調査。

・プラ製たわしの代替品としてヘチマを栽培。ヘチマたわしを作り、活用。

・刈谷市役所環境行政と連携し、ごみ分別について学習。

・盆踊り大会のお茶をペットボトル飲料配布から、ジャグ利用に変更。

・秋祭りの福引の景品にマイボトルを提案し、採用された。

・カキツバタ保護活動での飲料提供を、ペットボトルから紙パックに変更。

・子ども向けイベントの展示ブースでプラごみ削減クイズを出題。

 プラ代替品を展示するなど、啓発活動を展開。

・ミライク刈谷2022で、プラごみ削減活動の成果を発表。

・家庭や地域に広げる啓発活動を、会員全体で展開。

・環境保全活動を今後も進めていく決意を示されている。


感服しました。👏🍀 

会員の皆さんが啓発活動を地域に広げていらっしゃり、本当に素晴らしいです





★刈谷市「かりやエコフレンドリー事業」5回連続講座の第1回目を担当しました。


  日時:2022年6月4日(土)10:00~11:30 

  場所:刈谷市社会教育センター 

  テーマ:「地球温暖化防止とSDGs-家庭で取り組む夏の省エネ」 


(財)省エネルギーセンターの派遣事業として担当しました。

刈谷市は、令和4年2月17日の3月定例会において、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロを目指す

「ゼロカーボンシティ」として、市民の皆様と一体となって取り組むことを表明されました。


エネルギーとは?、エネルギーの働きや仕事、エネルギーと環境、地球温暖化の仕組みと影響、

異常気象による災害・猛暑日、地球温暖化対策、エネルギーとくらし、電気とくらし、

夏の省エネ、家電製品の上手な使い方・選び方、くらしの省エネ、SDGsなどについて説明しました。


参加者の年齢層は小学1年生~70代と幅広く、講座内容および対象の絞り方に苦慮しましたが、

省エネに関する2択のクイズ7問を出題し、全員で共有し、学びにつなげました。


5/20に担当しました刈谷市女性の会連絡協議会「女性リーダー研修会」のメンバーの方々も複数人が参加され、

行政との連携を図られました。





★名古屋市東生涯学習センターで【環境デーなごや 2022 セミナー】を担当しました。 募集チラシ


  日時:2022年6月5日()10:00~12:00 

  場所:名古屋市東生涯学習センター 視聴覚室

  テーマ:「未来に向けて、脱・食品ロス


「食品ロス」は、食べ残しや売れ残り、期限が近いなどの理由で、まだ食べられるにも関わらず、

捨てられてしまう食品のことをいいます。日本の食品ロス量は、約570万㌧。

これは、日本国民全員が、毎日、ごはん茶碗1杯分の食品を捨てていることと同じ量です。


食べ残しや買いすぎなど、生活の様々なところから発生する食品ロス。

食品ロスは、食べものの無駄やごみ処理費用の増加、CO2排出量の増加など、環境への負担につながります。

基礎知識を理解し、どのようにすれば削減できるか、家庭やみんなで実践できる方法も紹介しました。





名古屋市高年大学鯱城(こじょう)学園で、環境専攻2年生を対象に、授業を担当しました。 


  日時:2022年624日()13:30~15:00 

  場所:伏見ライフプラザ、鯱城学園 講義室

  テーマ:「食品ロス削減に向けて-私たちに出来ること」


日本の食糧事情、食品ロスとは?、食品ロスの現状(2020年度推計速報値)、ハンガーマップ2021、

食品ロスの問題点、NO-FOODLOSSプロジェクト、食品ロスの具体例と原因、消費期限・賞味期限とは?、

1/3商習慣の見直し、賞味期限の見直し、食品ロス削減ポイント、国、名古屋市の取組、

フードバンクとフードドライブ、世界の推進状況などについて説明しました。

ワークシート「消費期限or賞味期限?」にも、各自、取り組んでいただきました。


鯱城学園の生徒は、60歳以上の名古屋市民の方々。

新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度、2021年度は休学になりましたが、

感染対策を施し、今年度は4月から開校されました。





名古屋市立東白壁小学校のPTA家庭教育セミナー でお話しました。


  日時:2022年75日()10:00~11:30 

  場所:名古屋市立東白壁小学校

  テーマ:「食品ロス削減が未来を変える-家族みんなでやってみようSDGs!  


PTA成人教育部長および教頭先生が連携し、セミナーのチラシ作成から当日の進行に至るまで、丁寧に対応くださいました。

はじめに、2022年「青少年読書感想文全国コンクール」【小学校高学年の部】課題図書

「捨てないパン屋の挑戦、しあわせのレシピ」(井出留美 著、あかね書房)紹介


・政府広報アニメーション動画「食品ロスを減らそう」(1分58秒)

冷蔵庫の奥に埋もれていた豆腐とキャベツを使い、家族でカレーを作る ハウス食品 

 「もっとカレーだからできることプロジェクト」 CM (15秒)

・NACS中部支部制作「おいしく食べきり、頑張るお店を応援!」動画などを、音声付でご覧いただきました。


ワークシート「消費期限 or 賞味期限」に、各自取り組んでいただきました。

SDGs目標12、食品ロス削減と関連する他の目標と効果的なつながりについてお話し、

夏休みに親子で取り組めるワークシートを、参考資料として配布しました。

校長先生、教頭先生、保護者の皆様は、大変熱心に拝聴くださいました。 

後日、アンケート結果等を丁寧にまとめた報告書が、PTA成人教育部から届きました。





★令和4年度 知多市消費生活講座の第1回目を担当しました。


  日時:2022年7月7日()10:00~11:30 

  場所:知多市勤労文化会館

  テーマ:「エシカル消費とは~環境に良い買い物上手になるために~ 


国際フェアトレード認証ラベル付きチョコレート、バナナ、FCS、MSC認証ラベル付き商品などの実物を持参し、

講座内で受講者にご覧いただきました。

エシカルにつながる環境ラベルなどの意味、商品にラベルが表示されている背景などを紹介しました。


絵本「じゅんびはいいかい?名もなきこざるとエシカルな冒険」を朗読。

・「チョコレートがつないだひとつの物語YouTube動画(4分11秒)

・「フェアトレード認証のしくみとは?YouTube動画(357秒)を、音声付でご覧いただきました。


誰も犠牲にしない商品を「知り」「選び」「買う」重要性、消費者一人一人の小さな行動が大きな力になること、

エシカル消費は世界の未来を変える可能性を持つことなどをお話しました。




名古屋市高年大学鯱城(こじょう)学園で、環境専攻年生を対象に、授業を担当しました。 


  日時:2022年9月28日()13:30~13:00 

  場所:伏見ライフプラザ、鯱城学園 講義室

  テーマ:「水産資源保護と消費者の役割」

MSC / ASC 海のエコラベル付き商品を持参し、紹介しました。

未来世代に豊かな魚食文化をつないでいくためには、消費者の意識変革と選択が重要な役割を担います。


消費者が海の環境や水産資源の現状に関心を持ち、環境意識に基づく買い物をすれば、

自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスとなり得ます 。

水産業の人身売買や違法労働にも、注視していく必要があります。


魚を買う時に品質や鮮度、味だけでなく、海を守る漁法で獲られた海のエコラベル付水産物を購入することで、

海洋環境保全を間接的に応援できます。


選ぶ消費行動は、持続可能な調達に取り組む漁業や小売業、レストランの支援につながり、

海から食卓までの道のりで正の連鎖反応を引き起こします。




★一宮市消費生活講座を担当しました。


  日時:2022年11月21日(水)14:00~15:30 

  場所:尾張一宮駅前ビル(i-ビル) 2階大会議室 

  テーマ:「チョコっといい未来のために ~甘くてほろ苦い!? エシカル消費のお話」 


国際フェアトレード認証ラベル付きチョコレートを複数持参し、実物を例にラベルの意味や

児童労働、強制労働、低賃金労働、劣悪な環境での長時間労働など社会的背景を紹介しました。


絵本「じゅんびはいいかい?名もなきこざるとエシカルな冒険」の一部を朗読。

「チョコレートがつないだひとつの物語」YouTube動画も、観ていただきました。

https://acejapan.org/choco/smile-ghana


持続可能な環境意識に基づく買い物は、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスになります。

誰も犠牲にしない商品を「知り」「選び」「買う」。消費者一人一人の小さな行動が、大きな力になります。


世界の未来を変える可能性を持つ「エシカル消費」。

私たちにできることは何かを、チョコレートを題材に考えました。