用意するもの:
紙コップ,蛍光ペン各種,青色LED(OSUB5161A-PQなど),ボタン電池(3 Vのもの,CR3032等),プラスチック。クリップ
実験方法:
紙コップの底を手できれいに切り取る。中側から外側に押し出して,できるだけ外側の部分を切り取るようにする。外側にあった部分に蛍光ペンで好きな色を塗る(外側にあったところに塗るのは,内側は防水のためにパラフィンがコーティングされているため)。外した底を色を塗った面が内側になるよいして紙コップの底にはめ込む。LEDの導線の長い方をボタン電池のプラス側に,短い方をボタン電池のマイナス側にあて,プラスチック・クリップではさみ立てるようにする。部屋を暗くして,点灯したLEDにコップをかぶせる。色の組み合わせによって様々な色がコップの側面に映る。色の種類を工夫すると側面が白色に光るようになる。
注意:
乾電池を使って,LEDを点灯できるが,電流が流れすぎて長く点灯するとLEDが壊れる。ボタン電池は電流が少ないため。長時間点灯可能である。なお,ボタ電池をいれたままだと倒れやすいので,倒れない工夫が必要である。
この実験は「高和宏行ら,第65回応用物理学会春季学術講演会,18a-P1-28(2018.3.18)」を参考にさせていただきました。