用意するもの:
中身の入った350 mLアルミ缶(ビールまたは炭酸飲料のもの,スチール缶不可),工作用方眼ボール紙,コンパス,タコ糸,A4コピー用紙,ものさし,ハサミ,カッターナイフ,電子天秤
実験方法:
アルミ缶を円筒とみなして,高さ,円周の長さ,底面の直径を測定する。測定した値をもとに,工作法方眼ボール紙に展開図をつくる。側面の部分の面積を計算する。展開図を切り抜き,側面の部分と底面の部分の重さをはかり,その重さの比から底面の面積を求める。1 cm2あたりに1 kgの重さに相当する力が働くことを示してアルミ缶に働く力を計算する。(円の面積の計算式を知らないでも求める方法)
注意:
アルミ缶の側面の円周を求める方法は与えた材料で測るように工夫させる。上下の底面は側面部分よりも凹んでいるので,測定が難しい。児童に工夫させるとよい。空きでは潰れてしまうので,中身の入ったものを使う。児童・生徒向けにはアルコール飲料を避けるべきではないかと思う。(勝手に飲むこともあり得る)
参考動画:
「 空気の力」(8分56秒)
参考サイト:
「空気を感じよう」