用意するもの:
火起こしセット(まいきり式),火だね
実験方法:
室内でやる場合は,下にシートなどを置く。ひきり板の下にティッシュを2~3枚敷いく。ひきり板のV型に切り込みが入ったところにおがくずを少しおくとよい。ひきり板の凹んだところにまいきり式の先端部分を当てて勢い良く回転を繰り返す。最初はゆっくり動かし,だんだん速く回していく。V型のくぼみのところから焦げ茶色の粉が落ちてくる。粉が十分溜まったら,お菓子の空き缶などの蓋の上にティッシュごと乗せて息を吹きかける。息をふきかけたところが赤くなる。この火種をティッシュに移して火を起こすことができる。
注意:
消火用の水などを用意しておくこと。火起こしセットは,2,000円位の手頃なものと10,000円近くする高価なものがある。後者は,まいきり式のひきり板(臼板)やまいきり式の先端部分(摩擦棒)が交換できるために,授業などで毎年使うためには,経済的。手頃な価格のものは,一回限りのイベントなどで使うのによい。
参考動画:
「 火と光と熱」(8分48秒)
参考サイト: