自分を好きになるために

「自分のことを好きになるために」


 僕の座右の銘は「自分を好きになったほうがいい。長く付き合うんだから」だ。これは映画「そこ抜け大学教授」の言葉だ。この言葉を選んだのは、自分のことが好きになったらきっと自信が湧いてくると思うからだ。

僕にも自信がないことがある。それは、弁論大会だ。今まで四回弁論大会に出場したが、優良賞や奨励賞しかなかった。とても悔しかった。「どうして、自分の思いがみんなに伝わらなかったんだろう。」と思った。僕は、文章を書くのが苦手だ。詳しく書くことが難しい。文章で自分のことを伝えるのは自信がない。

でも、音楽やリズムで自分を表現することはできる。自分の特技は、三つある。一つ目は、手拍子でドラムの音を作りそれをテンポよく奏でることができるところだ。そのテンポや、リズムを聴いた人たちに褒められる。それ褒められたことでもっと自信が湧いてくる。二つ目は、ウィスパーヴォイスを気持ちのいい感じで出すことができる。ウィスパーヴォイスとは、息を混ぜた声だ。その声を聴くと、毛布をかぶせたような温かい気持ちになる。それによってその声を聴いた人たちに「その声好き」とか「心地いい。」とか言われてもっといろんな人に聞いてほしい。三つめは、人には聞き分けにくい細かい音を聞き分けられるところだ。とくにわずかな音の違いに敏感だ。それによって人からは「いい耳してるね。」と言われて嬉しかった。

僕は、自分の大変な時でも自分の好きなところを想像して大変を楽しいに変えていきたい。僕は音と触覚を照らし合わせて感じている。僕にとって音は大事なんだ。自分だけの才能を広げていきたい。僕は自分のことが大好きだ。

みなさんも、自分のことを好きになってください。そうすれば、きっと自信がわいてきて、大変なことが起こっても乗り越えられるはずです。

ご清聴ありがとうございました。