体育祭

体育祭 令和5年6月10日(土)

 例年より早い梅雨入りとなり心配しましたが、絶好の体育祭日和となりました。久しぶりに地域の方や卒業生、旧職員を招いて、体育祭を開催することができました。応援の声、沸き上がる歓声・・・活気あふれる体育祭を行えたことを心から嬉しく思います。

 小学部種目「うたの宅急便」では、得意の三輪車で、ガタガタ道やスラロームを小包が落ちないように慎重に運びました。小包の「うたのサイコロ」を転がすと、出たのは「かえるのうた」。得意の歌を会場のみんなに届けました。

 「はこんで のせて」には、「ひよこ」や「つばさ」(盲学校継続教育相談)の子供たちも参加しました。積み木を運んで、重ねて、走って、タッチ!お菓子をもらってみんな嬉しそうでした。

 幼稚部種目「まわるよ なげるよ」では、鉄棒にぶら下がったり、回ったりしました。また、バレーボール、ゴールボール、バランスボール、色々なボールでキャッチボールをしました。

 「音源走・50m走」では、大勢の応援を受けて、なんと全員が自己ベストを更新するという快挙を成し遂げました!「音源走」は、ゴール付近から発せられる音源を目ざして走る視覚障がい者の短距離走です。

 中学生以上が参加した「オンタイム走」は、視覚障がい者が行う「円周走(中心の器具に取り付けられたロープを引っ張りながら円を描くように走る)」を元にした競技です。半周約25mを何秒で走る(歩く)かを宣言し、スピードを調整しながら走り(歩き)ます。誤差1秒以内は10点、1秒以上は5点。最も誤差の少なかった選手には、50点のボーナス点が与えられますが・・・最優秀選手(中学部1年生徒)の誤差は0.01秒!!!

 盲学校幼児児童生徒、教職員、家族の方々、来場してくださった皆さんで行った競技「じゃんけん列車」は、子供も大人も一緒に盛り上がりました。最後に勝ち残った卒業生さんを先頭に長い長い列が完成しました。その列で輪を作り、最後はみんなでフォークダンス「タタロチカ」を踊りました。曲中のかけ声「ヤクシー」は、タタール語で素晴らしいという意味です。まさにヤクシーな体育祭となりました。