理療科緊急時対応学習

4月27日(火)4校時に、校内臨床実習の一環として、理療科の2年生と3年生を対象に、「緊急時対応学習(患者搬送)」を行いました。

 まず、施術中に救急車を要請しなければならない患者さんの異変にはどのようなものが考えられるか、またその時にはどのような行動をとったらよいか、などをペアワークや発表を通して確認しました。

 そして、施術中に患者さんが体調を崩したという想定で、教員によるデモンストレーションを行い、緊急事態発生から救急車要請までの一連の流れを確認し、その後、生徒が施術者役、教員が患者役および指導者役となり、ロールプレイを行い、緊急事態発生時の状況説明の練習をしました。生徒からは、「状況を伝えるのが難しかった」「できるだけ冷静に対応するよう心がけたい」などの感想が聞かれました。

 今後の臨床実習において、患者さんに寄り添いつつ冷静で的確な対応が出来る施術者としての意識を高めていきたいと思います。