旅立ちを祝う会

「旅立ちを祝う会」

3月5日(火)、旅立ちを祝う会を行いました。

今年度、幼稚部1名、高等部普通科1名、理療科2名が、卒業・修了します。内2名は校内進学、2名は島盲を巣立ちます。幼稚部から理療科まで皆で、卒業修了生に、感謝とエールを伝える、心温まる会を行うことができました。

幼稚部は、「おめでとうふ。●●さんどいっち」「ありがとうふ。○○さん。」と、ダジャレを交えて、おめでとうと、ありがとうを伝えあいました。修了生は、大きな声でしっかり発表できました。

高等部普通科卒業生は、担任、副担任と一緒に琴の演奏と、いきものがかりの「エール」の合唱発表をしました。また、小学部、中学部、高等部普通科の在校生から、メッセージをもらったり、一緒に「大切なもの」の合唱をしたりしました。音楽が大好きな普通科卒業生と一緒に音楽を楽しみました。

理療科は、卒業生クイズで会場を盛り上げました。この会のために卒業生にインタビューしたり、在校生や教員と打ち合わせをしたりして、準備をしました。卒業生の凄いところや、卒業生との思い出を、笑いを交えながら楽しく紹介しました。普通科卒業生は今年度の作業学習で、理療科臨床実習で使用するタオルや手拭を1385枚畳んだそうです!

音楽部による合唱発表を行いました。作品展やプラバ室内合唱コンクールで演奏した曲「瑠璃色の地球」「それでそれでそれで」に加え、この会のために練習した「あすという日が」の3曲を演奏しました。この曲は東日本大震災の復興支援として作られた曲で、多くの人を勇気づけてきました。卒業を迎える今年度音楽部部長が、是非この曲を最後に歌いたいと選曲しました。「このメンバーで歌うのは最後です。楽しみます。」と挨拶し、音楽部の活動を締めくくりました。

最後に、特に関わりの深かった在校生からの花束・記念品贈呈、担任・副担任からの激励の言葉がありました。卒業修了生が、思い出や卒業後の意気込み、在校生に向けての言葉を述べました。卒業生の言葉の一部を抜粋、要約して紹介します。


幼稚部修了生 

「幼稚部楽しかったよ。小学部頑張ります。」

高等部本科普通科卒業生 

「月曜日には4:30に起き、5:30の電車に乗って、通学しました。おかげで早起きが得意になりました。4月からは働きます。仕事を頑張ります。」

高等部本科保健理療科卒業生

「(校内進学するので)4月から勉強面での不安はありますが、この3年間でやったことを生かしつつ、また学校を盛り上げていきます。」

専攻科理療科修了生

「盲学校に入学して色々な気付きがありました。視覚に障がいのある方たちと一緒に過ごし、その感じ取る力の素晴らしさを感じました。それをみんなに知って欲しいと思います。みんなに発信していきたいと思っています。」

幼稚部発表

幼稚部発表

箏の発表

箏の発表

理療科発表1

理療科発表1

理療科発表2

理療科発表

理療科発表3

理療科発表

音楽部発表

音楽部発表

在校生からの記念品・花束贈呈

在校生からの記念品・花束贈呈