■日時

2025/9/28(日)


【行程】

9/28(日)行程

・4:30にレンタカーで梅田出発

・6:30ローソン 吉野リバーサイド店でラストコンビニ

・7:30に行者環トンネル西側の弥山登山口駐車場に到着、登山開始

・14:00に登山終了

・15:00「湯盛温泉ホテル杉の湯」で日帰り温泉

・16:00温泉出発

・18:00新大阪駅到着

・「串カツ酒場どん」で夕食を食べて新幹線で帰還


■参加者レビュー

5月に予定していた大峰山・大台ケ原企画が悪天候で流れてしまっていたので、どこかのタイミングで再トライしたいと思っていたのですが、大阪万博が10月までの開催ということで、駆け込み万博とセットで大峰山登山を企画することにしました。


大峰山といえば登山口までのアクセスが難しく、酷道と評される山道を車で進む必要があり、ある意味そこが一番の山場かもしれないと考えられますね。しっかりと覚悟を決めて臨みたいと思います!


ということで私は土曜日に大阪万博、住吉大社、太陽の塔を観光して大阪市内に宿泊しました。明くる日曜日、レンタカーで出発して2人をピックアップしていざ大峰山の弥山登山口へと向かいます。借りているレンタカーがちょっと古いタイプで、ナビがワンテンポ遅い&詰めが甘い感じなのと、リアカメラが無いタイプということで一抹の不安を抱えながら出発します。


梅田を出発して高速に乗ったのですが、早速ナビの洗礼を受けて間違えて高速を下りてしまう凡ミスをかまします。大阪の高速って首都高並みに難しいですね。分岐が連続していてしっかりと注意していないと普通に道を間違えてしまいます。


2人のナビに助けられながらなんとか入り組んだ分岐を乗り越えて奈良へ向けた広い道に入ります。だんだんと高いビルが少なくなっていき奈良ののどかで古風な景色が見えてきました。鹿や猿とも遭遇しつつ奈良の奥地へと進んでいきます。


途中のローソンで休憩&補給をして、いよいよ関門の酷道に挑みます。大台ケ原へ向かう分岐と逆側に進むと弥山登山口まで10kmの山道に入っていきます。ただ道はしっかりと舗装されていて、思ったよりも道幅が広かったです。幸いにも前方から車は来なかったのですれ違いは無かったのですが、退避場所も頻繁にあったためもしすれ違いがあっても問題ない感じでした。なので事前に聞いていたほど難しいという感じはしなかったですね。


それでも一台しか通れない道だったり明かりに乏しいトンネルが待ち受けていたので注意しながら進みます。行者環トンネルを抜けると弥山登山口駐車場に到着しました。7時半くらいについたのですがすでに空きはわずか数台という感じだったのでギリギリ間に合いましたね。紅葉のシーズンは早めに行かないと停められないかもしれないです。駐車場にはトイレもありましたし、やっぱりそこまでアクセスが悪い感じがしないですね。


準備を済ませて登山道に入っていきます。今回目指す大峰山の八経ヶ岳は大峰奥崖道という修験道の途中にある山で、大峰山の最高峰となります。登山道の最初はなだらかな道が続きましたが、徐々にきつい登りに入っていきます。ただ急登という感じでもなく、登っていて楽しい道が続いていきます。天気はやや曇りがちということもあり、そんなに体力も奪われることなくズンズンと登っていきます。途中僧侶の銅像や宿坊の跡地があり、修験道の面影を感じさせてくれました。


そんなこんなで3時間半ほどで八経ヶ岳の手前の弥山に到着しました。弥山小屋があることは知っていたのですが、こんな山奥にあるとは思えないほど大きくて立派な山小屋で驚きました。かなり大人数が宿泊できそうでしたね。御朱印をもらうこともできました。


弥山小屋前で少し休憩したのち、八経ヶ岳への分岐を進んでいきます。ここから先は獣害対策がしっかりしており、防護柵が何重にもはりめぐらされていました。植生もだんだんと変わっていき、枯れた樹木が野ざらしにされている物悲しい雰囲気になってきました。


そして弥山小屋から30分ほどで八経ヶ岳山頂(1,915m)に到着しました!着いた直後はガスっていましたが、だんだんとガスが晴れていき遠くの山まで見通すことができました。ここまで登ってこれて良かったです。


山頂で10分ほど過ごしてから下山し、弥山小屋まで戻って昼食をとります。万博土産のお菓子を食べながら30分ほどのんびりして下山を開始します。特に大きな登り返しも無い下山でしたのでスイスイと下っていきます。そして14時頃に弥山登山口に帰着しました。お疲れ様でした!


荷物を整理して温泉へと向かいます。帰りは3台とすれ違ったのですが、退避場所で難なくすれ違うことができ、特にヒヤリとすることもなく難所と呼ばれる道を乗り越えることができました。これで一安心。道中にある「湯盛温泉ホテル杉の湯」で温泉に入って疲れを癒していきます。熱すぎない内湯、露天風呂とサウナがあり良い温泉でした。


温泉から出て大阪へと帰ります。途中渋滞に捕まってしまいますが、アニメの話をしながらのんびりと帰ります。CLANNADは人生。大阪が近づいてきたら雨が強くなってきて、高速を降りる頃には豪雨となり前が全然見えない恐ろしい状況になりました。ここまで来て事故りたくないので相当慎重に運転していきます。新大阪駅前でなんとかレンタカーを返却することができました。ここまでくればもう安心ですね。


新幹線に乗る前に新大阪駅でお好み焼きを食べて帰ろうと思いましたがお目当てのお店には長蛇の列が。ちょっと甘かったですね。3人で協力して空いている店を探し、なんとか「串カツ酒場どん」に入ることができました。助かったー!大阪名物の串カツをこれでもかと注文します。お好み焼きの串もあって面白かったですね。10種類くらいの串カツを食べて満足といったところで新幹線の時間となったので関東への帰還となりました。


スリルのあるドライブ、楽しい登山道、美味しい大阪飯を堪能することができました。アクセスが難しいとか登山道がキツイとか事前の情報はありましたが、実際に行ってみないと分からないものだなと思わされた意義深い山旅となりました。