・目的地:巻機山
・日にち:2023/12/9(土)
・天気:快晴
・参加者:3名
・アクセス:マイカーで登山口のある桜坂駐車場へ
・行程:12/8の夜に車で関東を出発➡12/9の3時過ぎに道の駅 南魚沼に到着、仮眠➡5時半頃に出発➡6時頃に桜坂駐車場に到着、登山開始➡11時過ぎに巻機山山頂に到着➡ピストンで下山、15時に桜坂駐車場に到着➡温泉「金城の里」で入浴➡「塩沢そば処 田畑屋」でへぎ蕎麦をたしなむ➡関東へ帰還
・目的地:巻機山
・日にち:2023/12/9(土)
・天気:快晴
・参加者:3名
・アクセス:マイカーで登山口のある桜坂駐車場へ
・行程:12/8の夜に車で関東を出発➡12/9の3時過ぎに道の駅 南魚沼に到着、仮眠➡5時半頃に出発➡6時頃に桜坂駐車場に到着、登山開始➡11時過ぎに巻機山山頂に到着➡ピストンで下山、15時に桜坂駐車場に到着➡温泉「金城の里」で入浴➡「塩沢そば処 田畑屋」でへぎ蕎麦をたしなむ➡関東へ帰還
参加者コメント
雪山を登ることに!私自身、最後に雪山に登ったのが2019年の残雪期5月の雨飾山だったので実に4年ぶりの雪山登山。アイゼンと雪山登山靴は持っていたものの、12月の雪山に耐えうるような装備は足りていなかったため、登山の数日前に慌てて好日山荘に駆け込んで、ほぼ店員さんの言われるがままにハードウェア、アンダーウェア、ピッケル、その他各種防寒着を購入。登山を始めたばかりの時の初期装備ってお金かかるなあと思いましたが、雪山装備はその2,3倍かかりました泣。いやこれは嬉し泣。
どの山を登るかについてはいくつか候補を出して天気が良いところに行くことに。候補としては赤岳、巻機山、日光白根山、富士山、浅間山などが挙げられ、最終的に積雪状況と天気予報を考慮して新潟の巻機山に行くことに!というか富士山はそもそも厳しいっす!
なるべく早めに登山を開始すべく、前日の夜に車で出発して麓の道の駅で仮眠、6時頃から登山を開始しました。今年の新潟は暖冬らしく、道の駅から登山口がある桜坂駐車場までの道にはほとんど雪が積もっておらず、もしかして巻機山にもそんなに雪が無いのではという不安に駆られましたが、そんな不安は杞憂に終わり、登山開始して少しすると雪が現れ始めて、1時間くらい登った頃には登山靴がズボズボと沈み込むほどの積雪が待ち受けていました。最初は雪と戯れることに興奮し、自ら雪が深そうなところを踏み抜きにいくほどはしゃいでおりましたが、沈み込みが膝上までに及ぶようになるとだんだん余裕がなくなってきました。
樹林帯を抜けるとそこは一面の銀世界!!うおおおおおお!雪山だあああああ!振り返れば北信越や北関東の凛々しい山々を望むことができて一気にテンション爆上げ。!雪山の景色ってなんて美しいんだろう。。そして雪山特有の静寂さに心が洗われて清々しい気持ちに包まれました。
さて、気持ちは上がっていたものの、足元には膝上まで沈み込むような積雪。前の人のトレースをなぞっていても不意に雪を踏み抜くような状況。ドンドン体力を消耗していきました。しかも雪山ペーペーの私はワカンとかスノーシューという発想が無くもちろん不携帯。周りの登山者がスノーシューをつけて一歩一歩着実に進んでいる横で、ズボズボズボズボズボズボと踏み抜き続けて絶望に打ちひしがれていました。5歩連続で踏み抜いたときは本気で帰りたいと思いましたよ笑。
ただ久しぶりの雪山登山!へばっているわけにはいかないといいうことで足元に体力と精神力を全集中し登り続けました。登り始めて4時間ほどで山頂らしき場所に到着!!雪で標識が埋まっているのでどこが正しい山頂なのかは分かりませんでしたが、たぶんここが山頂だろうということで全員で歓喜と安堵の声をあげました。すれ違ったお兄さんに「あっちまで行くと良い景色が見えるよ」と言われ、言われた方向に少し進んでみるも、いったいどこがその映えスポットなのかもよく分からず、ここは無理せずに引き返すことに。いやあのまま進んでたら本当にへばって帰りが地獄になってましたよ。。。悪魔の囁きでした。
下りも踏み抜き続けるのは変わらなかったですが、踏み抜くと同時に滑るように下に落ちていけるので登りほどはキツい思いはせずにスイスイと下山することができました。樹林帯に入ると昼になって溶けた雪が泥雪となっており、せっかく雪でピカピカに磨かれた登山靴がドロドロのぐちゃぐちゃに変貌。明日は靴洗わなきゃなあと思いつつ進み、15時ごろに桜坂駐車場に帰着しました。8時間以上の雪山登山となり、正直人生で一番体力的にきつかった登山となりました。マジで疲れたあああああああ。。。
下山後は、地元で人気のおにぎり専門店「うおぬま倉友農園 おにぎり屋」でおにぎりを購入。コシヒカリって美味い。温泉に入ったのちに新潟名物の「へぎそば」を食べに「塩沢そば処 田畑屋」へ。小分けにぐるぐるに巻かれたそばが木箱に並べられている珍しい盛られ方のお蕎麦が運ばれてきました。疲れた心と体に優しい蕎麦の味が染みわたりました泣
温泉に入りご飯も食べて満足したということで関東に帰還。再び関越道を通っていき9時過ぎには関東に帰ってきました。昨日の集合からまだ24時間経っていないことが信じられないくらいの充実感がある雪山登山となりました。登った直後はしばらく雪山はいいかなと思ってしまうほどの疲労感でしたが、今この文章を書いている頃には早く雪山に行きたいと思うように。二郎を食べた後に似てますね。雪山=二郎。来年も雪山登りましょう!