磐梯山
■日時
10/26(土) - 10/27(日)
磐梯山
■日時
10/26(土) - 10/27(日)
■参加者レビュー
私が登山を始めて最初に登った3座は、丹沢の大山、鍋割山、塔ノ岳でした。大山、鍋割山は天気が悪く登山って面白くないなと思ったのですが、三度目の正直で塔ノ岳に登った時に最高の景色が拝めたことで登山にどっぷりハマることになりました。
それ以来丹沢には毎年登山に行っているのですが、そういえば丹沢の山小屋には泊まったことが無いなと思い、景色が抜群ということで人気の蛭ヶ岳山荘に泊まって丹沢を縦断する企画を立てることにしました!
ということで登山1週間前を迎えたわけなのですが天気予報は雨。今年は天気予報に悩まされずに登山に行けた回数は1回か2回くらいなような気がします。日本はいつの間にか雨季の方が長い気候帯になってしまったようです。
出発前日まで天気予報とにらめっこしたものの、どうしても2日目の天気が雨がちなこともあって丹沢登山は断念することにしました。
ただ3人とも2日間の予定は空けておりましたので代替案を探すことに。幸い東北のほうは日曜日は晴れているようでしたので、福島県の磐梯山に登ることになりました。私は7年前に登ったことがありましたが、その時は微妙な天気でモヤモヤしていたのでリベンジです。
当日出発では間に合わないということで町田駅に19時に集合して出発することにします。町田駅のラーメン豚山の前に集合します。食べたい。。。一路福島県を目指します。
町田を出発して高速に乗り東北道に入って北上していきます。深夜ということで車もまばらであり特に大きな渋滞に捕まることもなく進むことができました。
4時間弱の車旅で郡山に到着しました。この日は快活CLUB郡山桑野店に一泊します。お約束のアイスクリームを一杯食べてこの日は就寝します。
翌日、朝6時に快活CLUBを出発します。天気予報は晴れのはずだったのですが天気は曇り。てか霧がすごい。不穏な天気に若干の不安を感じつつも、磐梯山からはけっこう離れた場所だったので、現地は晴れていることを祈り登山口に向かいます。
磐梯山は6つの登山口があり、7年前に登った時は猪苗代登山口から登り翁島登山口から降りるルートを選択しました。今回は6つのルートの中で一番短い行程で登れる八方台登山口からピストンで登るルートを選択しました。
コンビニで買ったご飯を食べつつ進み7時半ごろに八方台登山口に到着します。すでに多くの車が停まっており隙間にかろうじて駐車することができました。駐車場の周りは紅葉がピークを迎えており、登山だけでなく紅葉を楽しみに来ている人も多いのでしょうね。
準備も完了し登山開始です。登山口は黄色く染まったイチョウのトンネルができており、これから始まる登山に心が躍ります。
30分ほど進むと中ノ湯跡という場所に到着しました。ここでは90年代まで旅館が営業していたらしく、朽ち果てた当時の旅館の廃墟が残っていました。今旅館が再開したら結構人気が出そうだなと思うのですが、山小屋経営って世襲制なので難しいんでしょうね。
登山道は特に難所もなく、中ノ湯跡を通過後はスイスイ登っていきます。途中開けた場所に出ると磐梯山の北側にある桧原湖(ひばらこ)が見えてきました。郡山を出発した時は霧がたちこめており不安を覚えましたが、磐梯山周辺は完全なる快晴であり、桧原湖のはるか先まで見通すことができました。これは山頂の景色にも期待できそうです。
1時間半ほど登ると弘法清水小屋と岡部小屋に到着しました。ここまで来るとだいぶ展望が開けてきて、裏磐梯の荒々しい山容が目の前に広がっていました。裏磐梯ルートで登ってきたらけっこう大変だったろうな。。
小屋を後にし、最後の急登に挑みます。ちょっと狭い登山道をえっちらおっちら登っていき、30分ほどで磐梯山の山頂にたどり着きました!時刻は9時半で2時間ほどの登山でした。
山頂は快晴中の快晴であり、東北の山々を一望することができる絶景でした。西には9月に登った飯豊山が見えましたね。東の方を目を向けると安達太良山の穏やかな山容を見ることができました。東北の山って本当に美しいと感じます。そして磐梯山と言えば山頂から見える猪苗代湖の迫力ですね。日本4位の大きさを誇る猪苗代湖はほんのりと雲海がかかっており、ここまで来た疲れを吹き飛ばしてくれる優美な姿を見せてくれました。
1時間ほど山頂で景色を楽しんだのちに下山開始です。登山道が狭いこともあり、登りの人とすれ違うのに苦労しつつも1時間半ほどで下山することができました。八方台登山口には12時ごろに到着でした。
下山後にはまず温泉ということで、山頂から見えた桧原湖のほとりにある桧原ふれあい温泉「湖望」で汗を流してきました。ほどよい温度で癒されました。ドライヤーでひと悶着あったのはご愛敬。
温泉を出た後は少し遅めの昼食ということで、この地域の名物である山塩ラーメンを食べに行きます。どうやら磐梯温泉の温泉水を焚いて作ったミネラル分たっぷりの山塩を使ったラーメンとのこと。これは美味しそう。
温泉から近くのラーメン屋に向かったのですが、14時過ぎであったのにもかかわらず行列ができており店内に入るとまさかの受付終了。。人気店なのか飲食店が少ないから人が集中しているのか。。。次の店に向かいますがここもかなりの行列ができており1時間以上待ちそうな雰囲気。
ここも諦めて、帰り道の途中にある麺や・山の駅食堂に向かいます。ここもそこそこ待ち時間がかかりそうでしたが、お腹の空き具合もピークに達していたので覚悟を決めてここで食べることにしました。
待つこと1時間ほどで着席することができ、なんとか山塩ラーメンを食すことができました。やはり空腹は最高の調味料。マジで美味かったです。ラーメン大盛りに餃子、ライスを食べたらかなり満腹になりました。
ご飯もたらふく食べ心残りも無いということで、関東に帰ります、途中で事故渋滞に捕まりつつも21時ごろには八王子に帰ってくることができました。
当初の目的の丹沢に行くことはできませんでしたが、東北の優美な山を堪能することができて、素晴らしい山旅となりました。お疲れ様でした!!
丹沢はまた来年企画しますね!