GIGAスクール構想で導入されたソフトウェアや、教育現場で活用できる様々なソフトウェアの基本的な操作方法と、授業や校務での活用方法を習得し、教職員のICT活用能力を向上させる。
全教職員 (ICTスキルレベルや担当教科・業務内容に応じて、初級・中級・上級の3つのレベルに分けて研修を実施する)
オリエンテーション:
研修の目的、内容、スケジュール説明
ソフトウェア活用の重要性と教育効果について解説
質疑応答
基本ソフトウェア操作:
オフィスソフト (Microsoft Office、Google Workspaceなど)
文書作成 (Word、Google Docs)
文字入力、書式設定、表・画像挿入、印刷
表計算 (Excel、Google Sheets)
セル入力、計算式、グラフ作成、関数
プレゼンテーション (PowerPoint、Google Slides)
スライド作成、アニメーション、発表
クラウドストレージ (Google Drive、OneDriveなど)
ファイルのアップロード、ダウンロード、共有、共同編集
オンライン会議システム (Zoom、Google Meetなど)
会議の作成、参加、画面共有、録画
初級:
基本操作に重点を置き、実際にソフトウェアを操作しながら習得する。
分からないことはすぐに質問できるよう、少人数制のグループワーク形式で行う。
操作手順書や動画教材などを配布し、研修後も復習できるようにする。
中級:
基本操作に加え、授業や校務で役立つソフトウェアの活用方法を学ぶ。
授業支援ソフト (ロイロノート・スクール、MetaMoJi ClassRoomなど)
デジタル教材作成、配布、提出、評価
授業中の双方向コミュニケーション
校務支援ソフト (Google Classroom、Classiなど)
連絡、課題管理、成績管理
上級:
より高度なソフトウェア活用方法や、専門的な分野のソフトウェアについて学ぶ。
プレゼンテーションソフト (Prezi、Canvaなど)
より魅力的なプレゼンテーション資料作成
動画編集ソフト (iMovie、Filmoraなど)
授業動画や学校紹介動画作成
アンケート作成ツール (Google Forms、Microsoft Formsなど)
アンケート作成、集計、分析
初級: 2時間 × 2回 (計4時間)
中級: 2時間 × 3回 (計6時間)
上級: 2時間 × 4回 (計8時間)
※ 研修時間や回数は、各校の状況に合わせて調整してください。
研修後、アンケートを実施し、教職員の意見や要望を収集する。
研修内容を定期的に見直し、新しいソフトウェアや活用方法に対応できるようにする。
ソフトウェアのベンダーや外部講師を活用し、専門的な知識や技術を習得できる機会を設ける。
校内でソフトウェア活用に関する情報共有会や勉強会を定期的に開催し、教職員同士が学び合える環境を作る。