本校のリーディングDXスクール事業における具体的な取り組みは、前述の重点テーマに基づき、生徒の学びの質の向上と教員の指導力向上、そして学校全体のDX推進を目指して展開されます。ここでは、これまでの主な実践成果と、それを踏まえた令和7年度への発展方向、そして各教科や学校活動における具体的なICT活用事例、教職員研修の取り組みについて詳述します。
表2: これまでの主な実践成果と令和7年度への発展
実践事例
昨年度の主な成果
使用した主なICTツール・教材
令和7年度の発展方向
1. AI教材を活用した数学科における個別最適化学習の実践
特定単元(例:一次関数)における生徒の理解度が平均15%向上。特に学習進度の遅い生徒の学習意欲が喚起されたとのアンケート結果。
AI型教材「Qubena」、Google Classroom、学習者用デジタル教科書
対象教科を理科・英語にも拡大。学習ログの詳細分析に基づき、個々の生徒へのよりパーソナルなフィードバックと課題提示を行う。教員向けデータ分析研修の実施。
2. Google Workspaceを活用した協働的な探究学習(総合的な学習の時間)
生徒が主体的にテーマを設定し、グループ内で役割分担しながら情報収集・分析・発表資料作成を完遂。他者評価において「多様な意見を参考にできた」との回答。
Google Jamboard, Google Docs, Google Slides, Google Meet
地域課題解決をテーマとしたPBL(プロジェクトベースドラーニング)へ発展。外部専門家(地域企業、大学研究者)をオンラインで招聘し、生徒の探究活動を深化させる。生徒による成果発表会を地域公開で実施。
3. クラウド型ポートフォリオシステムを活用した生徒の学びの可視化と振り返り
生徒が自身の学習成果や活動記録を継続的に蓄積し、学期末に自己評価と次学期の目標設定を行う習慣が定着。保護者面談時の資料としても活用され、三者間の共通理解が深まった。
Google Sites, Padlet, デジタルカメラ
ポートフォリオ項目を教科のルーブリック評価と連動させ、より客観的な自己評価を促す。生徒自身がポートフォリオを他者(教員、友人、保護者)に説明する機会を設定し、メタ認知能力の育成を図る。
4. 校務支援システムとグループウェアを活用した校務DXの推進
職員会議の時間を平均20分短縮。印刷コストを前年度比30%削減。教員間の情報共有が迅速化し、アンケートでは「校務負担が軽減された」との回答が70%。
校務支援システム、Google Workspace (Chat, Drive, Calendar)
AIを活用した会議録自動作成ツールの試行導入。保護者連絡のデジタル化ツールの全面導入。教員の校務DXスキル向上のためのeラーニングコンテンツ開発と共有。
5. 生成AIの試行的活用と情報モラル教育の連携(技術・家庭科、情報科)
生成AI(Gemini)の基本的な仕組みと倫理的課題について理解を深める授業を実施。生徒がAIを使って簡単なプログラムやレシピを生成し、その有用性と限界を体験的に学習。
ChatGPT (Gemini), Scratch
全教科での生成AI活用ガイドライン(生徒向け・教員向け)を作成・共有。探究学習における文献調査やアイデア発想の補助ツールとしてのAI活用を本格的に研究。AI生成物の著作権や信憑性に関するディベート授業の実施。
この表は、本校がリーディングDXスクールとして、単に計画を立てるだけでなく、具体的な実践を通じて成果を積み重ね、その経験を基にさらなる発展を目指していることを示しています。これは、指定校としての説明責任を果たすと同時に、他の学校が本校の取り組みを参考に、自校のDXを推進する上での具体的なヒントを提供することを意図しています 1。
昨年度のリーディングDX研究活動において、本校では特に顕著な成果を上げた実践事例がいくつかございます。ここでは、その中から代表的なものを2~3例挙げ、その詳細と令和7年度における発展・深化の方向性についてご報告いたします。これらの事例は、本校のDX推進が単なる技術導入に留まらず、生徒の学びの質や教員の指導法、さらには学校文化そのものに変革をもたらしつつあることを示しています。
事例1:AI教材「Qubena」を活用した数学科における個別最適化学習の実践
① 背景と目的: 数学科における生徒間の学力差と、一斉授業では対応しきれない個々のつまずきへの対応が課題でした。AI教材「Qubena」18 を活用し、生徒一人ひとりの理解度に応じたアダプティブな学習機会を提供することで、学習効果の最大化と学習意欲の向上を目指しました。
② 具体的な活動内容: 中学1年生の「方程式」の単元で、授業内演習及び家庭学習においてQubenaを導入。教員は管理画面から生徒の進捗状況や誤答傾向をリアルタイムで把握し、個別の声かけや補習指導を行いました。また、Qubenaで基礎を固めた後、応用的な問題解決に取り組む協働学習も組み合わせました。
③ 生徒・教員の変化や客観的データ: 従来学習に苦手意識を持っていた生徒層において、Qubenaのゲーミフィケーション要素や即時フィードバックにより、学習時間が増加し、「数学が少しわかるようになった」「問題が解けると嬉しい」といった肯定的な意見がアンケートで多数寄せられました。教員からは「個々の生徒の理解状況を詳細に把握できるようになった」「指導の個別化に役立った」との声が上がりました。
④ 考察: AI教材の導入は、生徒の学習ペースの個別化と、教員によるきめ細やかな指導支援を可能にしました。成功要因としては、Qubenaの持つアダプティブラーニング機能に加え、教員が積極的に学習データを活用し、生徒への動機づけを行った点が挙げられます。課題としては、一部生徒の家庭におけるインターネット環境の不安定さや、AI教材に頼りすぎる傾向が見られた点が挙げられます。
⑤ 令和7年度への発展・深化:
対象学年・教科を拡大(例:理科、英語)。
Qubenaから得られる学習ログをより詳細に分析し、生徒の思考プロセスや誤答パターンを類型化。それに基づき、より効果的な個別指導法や教材開発に繋げます。
AI教材と協働学習、探究学習との連携を強化し、基礎知識の定着から応用力の育成までをシームレスに繋ぐ学習モデルを構築します。
事例2:Google Jamboard及びGoogleドキュメントを活用した国語科における協働的意見文作成
① 背景と目的: 従来の意見文指導では、生徒が他者の意見に触れる機会が限られ、思考が深まりにくいという課題がありました。クラウドベースの協働編集ツールを活用し、生徒が互いの意見をリアルタイムで共有・参照し、対話的に意見を練り上げるプロセスを通じて、論理的思考力と表現力を育成することを目指しました。旭川市立緑が丘中学校の国語科におけるJamboard活用事例 21 を参考にしました。
② 具体的な活動内容: 中学2年生の国語科「意見文を書こう」の単元で、まずGoogle Jamboardを用いて各自の意見の骨子を付箋で可視化し、グループ内で共有・議論。その後、Googleドキュメントの共同編集機能を使い、グループで一つの意見文を協力して推敲・完成させました。教員は適宜コメント機能でアドバイスを行いました。
③ 生徒・教員の変化や客観的データ: 完成した意見文の質が向上し、多様な視点を取り入れた深みのある論述が増加。生徒アンケートでは、「友達の意見を参考に自分の考えを深められた」「共同で作業することで達成感があった」という回答が9割を超えました。教員からは「生徒の思考プロセスを可視化でき、適切な指導がしやすくなった」「生徒同士の学び合いが活発になった」との評価が得られました。
④ 考察: 協働編集ツールの活用は、生徒の思考の可視化と、他者との対話を通じた学びの深化を促進しました。特に、Jamboardでのアイデア出しとドキュメントでの共同執筆という段階的な活用が効果的でした。課題としては、一部グループでの貢献度の偏りや、オンライン上での建設的な議論のスキル不足が見られました。
⑤ 令和7年度への発展・深化:
ルーブリック評価を導入し、協働作業における個々の貢献度や対話の質を評価する仕組みを構築します。
オンライン・ディベートや、他校との遠隔共同意見文作成など、より高度な協働学習に挑戦します。
生成AIを意見のブレインストーミングや論点の整理に活用し、生徒の思考を補助するツールとしての可能性を探ります。
これらの事例は、本校のDX推進が、単にICTツールを導入するだけでなく、それらを活用して具体的な教育課題の解決に取り組み、生徒の学びを豊かにするためのデザインを重視していることを示しています。成功事例だけでなく、所沢市立山口中学校のデジタル教科書活用における「学習活動の目的が生徒に十分に伝わらず」といった課題の共有 31 も含め、実践から得られた知見は、本校自身の継続的な改善努力、そしてリーディングDXスクールとしての「モデル化」1 の役割を果たす上で極めて重要であると認識しています。
本校では、GIGAスクール構想によって整備された1人1台端末とクラウド環境を基盤とし、各教科の特性に応じた効果的なICT活用を推進しています。「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指し、デジタル教材やAI教材、各種アプリケーションを積極的に導入・活用することで、生徒の学習意欲を高め、理解を深める授業改善に取り組んでいます。以下に、いくつかの教科における具体的なICT活用事例を紹介します。
国語科:
協働的な意見文作成: Google JamboardやGoogleドキュメントを活用し、生徒が互いの意見やアイデアを共有しながら、意見文を共同で作成・推敲する活動を実践しています 21。これにより、多様な視点に触れ、思考を深める機会を提供しています。
デジタル教科書の活用: デジタル教科書の本文拡大機能や読み上げ機能、動画・音声コンテンツを活用し、個々の生徒の学習スタイルに合わせた読解支援を行っています。また、書き込み機能を活用して、本文への問いや感想を記録させ、発表や議論に繋げています 31。
数学科:
AI教材「Qubena」の活用: 生徒一人ひとりの習熟度に応じて問題が最適化されるAIドリル「Qubena」を導入し、個別最適な学習を支援しています 18。教員は学習ログを確認し、個別のつまずきに対して的確な指導を行っています。
デジタル教科書と作図ツールの活用: 図形領域の学習において、デジタル教科書の図形描画ツールやシミュレーション機能を活用し、生徒が実際に手を動かしながら図形の性質を直感的に理解できるよう支援しています。
理科:
実験データの共同編集と分析: 観察・実験において、生徒が各自の端末で測定したデータをGoogleスプレッドシート等でリアルタイムに共有し、クラス全体のデータとして集約・分析する活動を取り入れています 21。これにより、考察の深化や誤差の検討などを協働で行うことができます。
シミュレーション教材の活用: 目に見えない現象や危険を伴う実験などを、デジタルシミュレーション教材を用いて安全かつ効果的に学習する機会を提供しています。
英語科:
デジタル教科書の音声・動画活用: ネイティブスピーカーの発音や会話場面を収録したデジタル教科書の音声・動画コンテンツを繰り返し視聴することで、リスニング力やスピーキング力の向上を図っています 31。
オンライン英会話の導入: 外部のオンライン英会話サービスを導入し、生徒が外国人講師とマンツーマンで対話する機会を設け、実践的なコミュニケーション能力の育成を目指しています 15。
社会科:
地理情報システム(GIS)の活用: 地図や統計データを重ね合わせて表示できるGISソフトを活用し、地域ごとの特色や社会現象の関連性を視覚的に理解する学習活動を行っています。
オンライン資料館・博物館の活用: インターネットを通じて国内外の資料館や博物館のデジタルアーカイブにアクセスし、歴史的資料や文化財に触れる機会を提供しています。
音楽科:
作曲・編曲アプリの活用: 生徒が直感的に操作できる作曲・編曲アプリを使用し、音楽制作の楽しさを体験させるとともに、音楽の構造や表現方法への理解を深めています 10。
演奏動画の共有と相互評価: 生徒の演奏を動画で記録し、限定公開のプラットフォームで共有することで、相互評価やアドバイス交換を促し、技能向上に繋げています。
技術・家庭科:
プログラミング学習: Scratchなどの教材を活用し、プログラミング的思考を育成する授業を展開しています。生徒が自ら課題を設定し、試行錯誤しながらプログラムを作成する活動を重視しています。
3Dモデリングと3Dプリンタの活用: 3D CADソフトを用いたモデリングと3Dプリンタによる出力体験を通じて、ものづくりのプロセスを理解し、創造性を育んでいます 13。
体育科:
運動技能分析アプリの活用: タブレット端末で撮影した動画をスロー再生したり、コマ送りしたりすることで、自身のフォームを確認し、技能改善に役立てています。
運動量可視化: 活動量計などを活用し、生徒自身の運動量を客観的に把握させ、健康増進への意識を高める取り組みも試行しています。
これらの事例は、各教科の学習目標を達成するために、ICTが持つ独自の機能(情報の可視化、個別最適化、リアルタイム共有、シミュレーション、多様な表現など)をいかに効果的に活用できるかという視点からデザインされています。本校では、特定のツールありきではなく、あくまで生徒の学びを深めるという目的を達成するための手段としてICTを選択し、その教育効果を最大化するための授業改善に継続的に取り組んでまいります。
本校におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みは、日常の教科指導のみならず、体育祭、文化祭、修学旅行といった学校行事や、生徒会活動、委員会活動、部活動などの特別活動にも及んでいます。これらの活動においてもICTを積極的に活用することで、生徒の主体性や協働性を育み、活動の質を高めるとともに、運営の効率化を図っています。
学校行事におけるICT活用:
計画・準備段階: Google Workspaceなどのクラウドツールを活用し、行事の企画案や役割分担表、予算案などを生徒と教員が共同で作成・編集しています。これにより、情報共有の迅速化とペーパーレス化を推進しています。知多市の学校における学校行事サイトの作成事例 20 や、運動会の練習予定をデジタルで共有する事例 10 を参考に、本校でも行事ごとの特設ページをGoogleサイト等で作成し、日程、持ち物、注意事項などを一元的に発信しています。
実施段階: デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真や動画をリアルタイムで共有フォルダにアップロードし、行事の様子を多角的に記録しています。また、一部行事では、保護者向けにライブ配信を行う試みも検討しています。
記録・共有段階: 行事後に、生徒が撮影・編集した動画やスライドショーを校内限定のプラットフォームで公開し、成果を共有するとともに、次年度への引継ぎ資料としても活用しています。
生徒会活動・委員会活動におけるICT活用:
各種会議や連絡事項の伝達にチャットツールやオンライン会議システムを活用し、効率的な運営を目指しています。
アンケートフォームを用いて全校生徒の意見を収集・集計し、活動計画に反映させています。
活動報告や成果物をデジタルで作成し、学校ホームページや校内掲示板(デジタルサイネージ等)で発信しています。
部活動におけるICT活用:
練習計画や試合結果、連絡事項などをクラウド上で共有し、部員間の情報伝達を円滑にしています。
競技によっては、プレイ動画を撮影・分析し、技術向上に役立てています。
オンラインツールを活用して他校との練習試合の調整や、遠隔での合同練習を行うこともあります。
オンラインを活用した交流・連携活動:
国内外の姉妹校や連携校とオンラインで結び、生徒同士が文化交流や共同研究を行う機会を設けています 1。
地域の専門家や企業人をオンライン講師として招き、キャリア教育や探究学習の深化を図っています。
不登校児童生徒等への支援におけるICT活用:
オンライン学習プラットフォームやコミュニケーションツールを活用し、学校に登校できない生徒に対しても学習機会を提供し、学校との繋がりを維持できるよう支援しています 1。個別の学習計画に基づいた教材配信や、オンラインでの個別指導、カウンセリングなどを実施しています。
これらの学校行事や特別活動におけるDX推進は、生徒がICTスキルを実践的な場面で活用し、問題解決能力やコミュニケーション能力、プロジェクトマネジメント能力といった実社会で求められる力を総合的に育成することを目的としています。生徒が主体的にICTを活用して活動を企画・運営し、その成果を発信することで、達成感や自己肯定感を高め、よりダイナミックで魅力的な学校文化を創造することに繋がると考えています。
リーディングDXスクール事業の成功は、教職員一人ひとりのICT活用指導力と、それを支える継続的な研修体制にかかっています。本校では、全教員が自信を持ってICTを効果的に活用し、日々の授業改善や校務効率化を推進できるよう、体系的かつ継続的な研修計画を実施しています 9。
研修内容の体系化:
基礎スキル研修: 全教員を対象に、1人1台端末の基本操作、Google Workspace(ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Classroom、Meet等)といった汎用的なソフトウェアの活用方法に関する研修を定期的に実施します。
授業実践研修: デジタル教科書・教材の効果的な活用方法、AI教材(Qubena等)の指導への組み込み方、情報モラル指導のポイント、著作権に配慮した教材作成方法など、具体的な授業場面を想定した実践的な研修を行います。
校務DX研修: 校務支援システムの活用方法、ペーパーレス会議の進め方、クラウドストレージを利用した効率的なデータ管理方法など、校務の効率化に直結する研修を実施します。
先端技術研修: 生成AIの教育利用に関するリテラシー研修、プログラミング教育指導法研修、データ分析・活用研修など、新しい技術や教育トレンドに対応するための研修も適宜取り入れます。
研修形態の多様化と工夫:
従来の集合研修に加え、OJT(On-the-Job Training)による実践的な指導、教員が自身の都合の良い時間に学べるオンライン研修やオンデマンド研修コンテンツの提供を充実させます。
沖縄県の指定校で実践されている「15分のミニ研修会」10 のように、短時間で特定のスキルや知識を習得できる研修機会を設けることで、多忙な教員でも参加しやすい環境を作ります。
仙台第三高等学校の「ちょこ研」9 のように、教員が自主的に学び合う勉強会やワークショップの開催を奨励し、ボトムアップでのスキルアップを支援します。
先進校への視察研修 9 や、他校の教員との合同研修会 21、オンラインでの実践共有会 3 などを企画し、外部の知見や刺激を取り入れる機会を設けます。
「実践共有」文化の醸成:
「できる人からやり実践を共有していく」10 という文化を学校全体で育んでいきます。ICT活用が得意な教員や、特定のツール・指導法に長けた教員が、校内研修の講師を務めたり、日常的に同僚の相談に乗ったりするメンターとしての役割を担うことを奨励します。
研修で作成した教材や指導案、授業実践の成果や課題などを、校内の共有プラットフォーム(例:Googleサイト上に構築した研修情報共有ページ 21)で積極的に共有し、互いに学び合える環境を整備します。
これらの研修とスキルアップの取り組みは、単に技術的な操作方法を教えるだけでなく、教員自身がICT活用の意義を理解し、「これなら授業でもできそうだ」という前向きな気持ちを持って主体的に授業改善に取り組めるようになること 10 を目指しています。教員がDXの推進主体として積極的に関与し、その専門性を高めていくことが、学校全体の教育力向上に不可欠であるという認識のもと、本校は教職員の学びを継続的に支援してまいります。