旅行の準備のために買い出しを希望した探索者は、アーカム市内で必要なものを買いに行くことになるだろう。
ウェスト・アーミテッジ・ストリートを少し歩いたところで、ミスカトニック・デパートに到着する。この街のなかでも特に垢抜けた雰囲気の通りで、流行のスタイルで着飾った人びとが往来している。その喧騒に紛れて、どこからかジャズの軽快な演奏が聞こえてくる。デパート内に入り、必要なものをここで揃えることになる。
1920年代アメリカが舞台となっているため、購入できる商品も当然ながらその時代に基づくものになる。そのため、たとえば度数の高い酒といったような、時代背景上入手が困難であるものは、このシナリオでも原則として入手困難として扱う。
ただ、1920年代アメリカで入手できるものであれば、シナリオのほうから制約は特に設けないので、危険に備えて武器を購入したいとか、鍵開けの道具を揃えたいというようなことであれば、自由に準備して構わない。
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買い物を終え、自宅へと帰る途中。
探索者は<目星>でロールを行う。失敗した場合、情報はない。
成功した場合は、通りの先まで続いている群衆の影を目にしたとき——ふと強烈な違和感に襲われる。無意識のうちにその足は歩みを止め、その視線は違和感の正体を探していた……しかし、どれほど周囲を見回しても、探索者が覚えた感覚の原因は見当たらない。それが自分の思い過ごしであったのか、あるいは事実だとしても、それは「何に対して」の違和感なのか——探索者は少なからず不可解に思うだろう。
ともあれ、いつの間にか止まっていた足を動かし、再度帰路につくことになる。
買い出しで得られる情報は以上。
探索者から他に行動の要望がなければ、次のシーンはA-02に移行。