投稿日: Dec 17, 2018 5:16:22 AM
「改めてアクティブラーニングを考える」
第6回フォーラムPR中に、昨年基調講演いただき現在ボストンに留学中の杉森先生のFB投稿に触発され、紹介されたサイトを参考にALを考え直した。
https://find-activelearning.com/set/2953?
型の種類と実践者の声の紹介から、ジグゾー法とKP法は一見異なるようであるが、根本の構造は同じではないかとの気付きを得た。
学びとは、知っていることに新しいことを加えて理解=構造化するが私の出発点。エキスパートは部品の理解拡大、ジグゾーは別の部品との関係追究、クロストークは発表である。KPのカード中身は部品であり、授業では部品の組み合わせを学ぶ。部品の組み合わせ=構造化の意味で、2つの方法は共通するとの点に到達。
これに対して一緒に紹介されている「学び合い」には部品=何が見えない。
こんな視点から「教えて考えさせる」について法貴さんとの意見交換の経緯を紹介した。(12月5日本Gr投稿)皆さんどうお考えですか?
法貴さんとのFB対話
韮山サミットに参加した法貴さんと、授業について、「教えて考えさせる」を提唱されている市川伸一先生の講演会案内紹介を契機にFBのコメント欄で対話した。主体性を引き出すICTとは? そもそも主体性とは? 面白そうです! 12月15日渋谷で生の声を聞かれることをお勧めです!
コメント
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昨日は本当に素晴らしい1日を過ごすことができました。
本当にありがとうございました😌来年も可能な限り参加させていただきたく思います。よろしくお願いいたします。
市川先生が僕の授業、そしてALの原点なんです。😌
Mikio Ogai どう考えさせるかを考えながら教える!
Mikio Ogai 知識より思考力? 市川先生の立場は「教えて考えさせる」
「知識のないところに思考は存在しない」
「教科書のさらに先の面白いパズルに挑戦させたい。」
市川先生のよくおっしゃることです。
育成する像としては、東大の五神先生のいう知のプロフェッショナルの考えにもつながっていきます。
Mikio Ogai 既に知っていることは知識。従って教えなくても考えさせられますね。教科書や授業は、新しいことに導くパズル。新しい知識同志を結び付けることは、大変レベルの高い仮説検証の世界?
法貴 孝哲 なるほど❗そういうことですね‼️
あくまで「教えて考えさせる授業」は「習得」を主眼においた授業設計です。
「教えて」の部分は、教科書にかかれている知識・技能を「確認」「理解」「共有」する意味合い。本当にその知識をわかっていたのか。それともわかったふりだったのか。その確認をクラスで行うことで生徒相互での安心感を生み出したのち、より深い理解に問題解決等を通して、向かっていくことを目指します。その合間にその教科に対する学習法や学習観を育んでいくことも、授業のねらいとしていますが、あくまで習得サイクルのベースです。
ここに、授業者のデザイン力と授業理念が加わり、かつ「探究」のサイクルもまわすことで、おっしゃる世界を構成するレベルまで生徒を導くことが可能です。今僕がちょうど目指している授業実践ですね。
Mikio Ogai 新しいことを習得、考えさせる授業を目指していると思います。教えることを否定すると教育、教師の存在を否定との同先生のコメントを思い出しています!
後半はその通りですね。ただし「確実に教える」こと、この「確実に」を実現するためには生徒同士の相互理解が不可欠です。
前半は生徒の習熟度により「新しいこと」の意味合いが違ってくるのかなと感じます。個々の子にとって新しい理解や習得がある。
Mikio Ogai 何故生徒同士の相互理解が不可欠なのでしょうか?先生が生徒を把握し切れていないから?
Mikio Ogai この対話を学びのイノベーションGrで紹介(シェア)しても良いですね!
それもあります。教師の説明がどのように伝わっているか、どこを重要と各生徒はとらえたか、それらをみとることで、授業の改善点を見いだし、その場で補足をしたり、明日の授業に生かしたりする意味もあります。
ただ、一番は生徒自身の深い理解(知識の関連づけ、構造化)を実現するためです。そのために、自分の言葉で他者に説明することや意味内容に関する質問に答えること、そして類似の問題について転移できるかを確認することなどを通して、自己内の理解や考えを外化する。そして、自他の間のズレがあれば、それを比較検討することで、分からなかったことが分かった、分かったと思っていたところに実は新たな発見があったということに「気づく」ことが可能となります。
もちろん紹介していただけるのであればお願いいたします。自分の学びを深めたいです。(むしろ、このように対話していただけただけでも感謝しております。お時間とらせてしまって本当にすみません。)
Mikio Ogai 「生徒同士の共通項が、生徒と先生との共通項より多い」が私の仮説です。
なるほど!おっしゃる通りと思います。
生徒同士だからこそ、クリティカルになれるということもありますね。
藤牧 朗 聴きに行けれるのですね。とても嬉しく思います。「教えて考えさせる授業」実践者の一人として!