仮配属希望者へ

(210917)

 今年は,きちんと書く必要があると思いますので,遅ればせながら,書きます.

 受入人数は化学工学で8名だと掲示されているはずですが,今回は川崎先生分は3名です.化学工学に仮配属が決まった直後に,学生で話し合って,3 : 5に分かれてもらいます.過年度生は別枠みたいなものですので,過年度生がいる場合は高井・冨川の方に来てもらいます.川崎先生は来年度末で定年を迎えられますので,川崎先生の方に配属された学生はそのまま大学院に上がることはできません.大学院に合格した場合は,どこか別の研究室ということになります.

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(190906)

やっと,少しは仮配属の準備をしなくちゃいけないという気持ちになってきました.

3月末で学科長をやめたのですが,なんか,自分に何も残っていない感じになってしまって,みんなのために働こうという気持ちを奮い立たせることができない状態です.

去年と違うわけでもないので,書き換えても仕方がありません.

学生の皆さんには本当に申し訳ないのですが,去年と何がいちばん違うかというと,僕自身が研究費を取れていないため,研究指導を十分できる自信がありません(冨川先生は科研費を持っています).配属されて,僕のテーマで実験してもらう学生さんには,お金があまりかからない方法を考えながら研究してもらうしかありません.この点は十分に理解してください.

最近の研究室の学生を見ていて思うのですが,やっぱり教授は学生がやりたいことをサポートすることしかできないですね...僕はあまり口や手を出さないのがいちばんいいみたいです...それなのに,お金がないって言っているんだから最悪ですよね...そうは言っても,生命をどのように捉えるか くらいは読んできてほしいなあ...

ああ,そうか...今年は,仮配属作業の後,いきなり,「細胞を創る」研究会を南加ホール,校友会館で行います.我々がホストです.これが去年と大きく違います.

(190913)

掲示されていると思いますが,一応,川崎先生担当分と合わせて10人となっていると思います.すみません,今年は過年度生は少ないので,3回生についてのみの人数について書きます.例年通り,川崎先生の研究室に5名,高井・冨川で5名です.枠は一緒ですので,10名のメンバーが決まったら5:5に分かれてください.例年通り,教員は,5:5の分け方については口出ししませんので,自分たちで分かれてください.

(190924)すみません.誤解のないように補足します.例年通り,過年度生がいる場合でも,川崎先生の研究室には5名です(過年度生を含んでも構いません).その場合,高井・冨川で6名ということになります.

現状で,研究室訪問の日を決めていませんが,決まったらここに書きます.

(190918)

研究室訪問の日は決めないことにしました.適当に来てくれて構いませんが,スタッフが居ないときは対応できないと思います.出張の予定はないので結構居ると思います.

そもそも,学科で研究室訪問期間を決めているのは,その期間中は教員側ができるだけ対応するルールになっているということです.ルール通りにします.

ただ,夜に来るのはやめてくださいね.

よくある質問 を,M1の今井さんが作ってくれました.

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(180721)

そろそろ全面改訂してもいいころなのですが,去年と特に違うわけではありませんので,無理しないことにします.

(180912)

あまり書き換える気がないのですが,そろそろ人数が掲示されます.今年は全体の人数が少ないので,9名です.ギリギリで増える可能性がないとは言えませんが...過年度生は全体の人数が少ないので0または1です.

川崎先生分は相変わらず5名です.分け方は,去年と同じです.

それで,去年と同様に,一応,質問を受け付ける時間帯を決めておきますが...

9月19日水曜日 14:00-15:00

9月20日木曜日 14:00-15:00

としたいと思います.これ以外の時間帯に来てくれても,できる限りは対応します...基本的に,受入人数以外は去年と同じです.

(180920)

昨日,質問受付時間帯に,後学期に履修しておいたほうがよい授業があるか,聞かれました.

あとで気づいたのですが,今年の3回生は,昨年まで開講されていた「生体分子工学」を受けていないのですよね.これを受けたかどうかはかなり違うと思いますので,この講義で使っていた「基礎から学ぶ遺伝子工学」を読んでおいたほうがいいかもしれません.ただし,昨年秋に改版されて,いまは第2版になっています(研究室にあります).

あと,大学院の「生物工学特論」が,月曜1限EL13,です.あくまでも,「もぐり」になってしまうので単位はもらえませんが,聴きに来てもいいです.ただし,初回は仮配属作業の前になってしまいます.まだ人数が読めていませんが.部屋は十分広いので問題ありません.

それと,今書いても遅いですが,冨川先生は明日から海外出張でしばらくいません.

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(170703,170720追記,0904追記・修正,0905加筆,0908加筆,170919修正)

受入れ人数は,既に掲示されていますので確認してください.川崎先生分は相変わらず5名ですので,残りです.過年度生を合わせて11名になる可能性が高いですが,そのうち5名は川崎先生,残り6名は高井と冨川先生の担当になる,ということです.やり方も去年と同じで,川崎先生にお世話になる学生と,うちで卒研をやる学生とは10月3日の全体の仮配属作業では区別されません.決まった後で,川崎研5名と高井・冨川研に分かれてください.分かれるに当たっては,教員は口出ししませんので,自分たちで決めてください.

ここに書くべきことは,去年までと特に違うわけではありませんので,昨年度以前の記述も読んでいる前提で書きます.

それで,研究室の説明会について,ちょっと冨川先生と相談したのですが...

今年はこちらから説明するのはやめようかなと思っています.その代わり,質問がある人は次の時間帯に,研究室に来てください.

9月19日火曜日 14:00-15:00

9月20日水曜日 14:00-15:00

なお,このページには冨川先生の研究内容については現状では全く書かれていません.また,これ以外の時間帯に学生部屋に遊びに来たりするのを否定するものではありません.また,よく聞かれる質問に対する答えを用意しました.

研究内容については,このサイトに書かれていることが少し古くなりつつあります.いまやろうとしていることは,かなり絞っています.なるべく詳しく書いておきたいのですが,一方で,世界中から見えるところに書いておくわけにも行きません.ここに書ける範囲で書き直そうかと思っていますが,まだできていません.

とりあえず,研究内容を書くためのブログ形式のページを設けました.まだほとんど何も書かれていませんが...

どんな人に来てほしいかは,書かないつもりでしたが,去年は,下に書いてあるとおり,少しコメントしています.今年はどう書こうかと考えているときに,週明けの月曜日に使うスライドを作っている某学生から,「先生,土日,学校来ますか?」と聞かれて,意地でも来るもんかと思ってしまいました...教員には選ぶ権利は無い,というのが基本的なスタンスです.

ただ,来る以上は次のことは守って欲しいです.(1) 研究の進捗状況を定期的に報告すること(仮に全く進んでいなくても).(2) 積極的に文献を読むこと.

このくらいは,守ってくれないと話になりません.

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(160701,0726修正,0809修正,0823-5追加・修正,0915修正,0926修正) 2016年度版

受入れ人数は,今日から掲示されているはずです.掲示を見てもらえればよいのですが,要するに,3回生9名,過年度生0~1名です.一応,3回生に関しては,全体の人数があと3名増えると1名増えます(→増えて,3回生10名になりそうです[0926修正].掲示板を確認してください).昨年同様,川崎先生の分と高井・冨川の分の枠の区別はありません.仮配属の作業では,同じ枠の中で9名または10名が決まります.川崎先生に指導を受ける学生5名と,高井・冨川が指導する学生4~5名とに分かれてもらうのはそのあとです.川崎研と高井研に分かれる作業には,教員は一切関与しません.学生の側で自主的に調整する必要があります.たぶん,川崎先生は何が何でも5名だと思います.

TAが学生実験であることないこと言ったかもしれませんが,それは高井の指示によるものではありません.高井からは何の指示も出していませんので誤解しないでください.

個人的には,何年か前に,「やりたいことは今わからなくてもいい」とか,「モラトリアムでいい」とか,そういうことを言ってしまったために,現在,研究テーマに興味を持つことができない人が来てしまっているかもしれない,と思っています.研究テーマに興味のないまま来ても構いませんが,そういう人は,卒研テーマそのものでなくても何かに興味が持てるように努力してくださいね.そうでないと,卒業・修了を目指すのが苦行になってしまいます.努力をしても卒研のテーマにどうしても興味が持てないとしたらそれは教員の責任だと思いますが,努力しない人にまで責任を持つのは無理です.教員に面と向かって「お前のテーマは面白くない」と言えるくらいの人が来てくれるといいんですが.

研究室訪問の時期は9月12日から10月3日までですが,これはあくまでも,応化の教員が,学生が来たらできる限り対応することにしている期間です.それ以外の時期に訪問していけないわけではありません.大人のルールを守って訪問してもらう分には構いません.

それで,とりあえず,9月29日(木)10:20-11:50に,応用タンパク質研究施設4階会議室で説明会をやる予定です.今年は1回で済ませようとしています.もちろん,それ以外の時間帯に研究室に来てくれるのは構いません.

少しは予習してきてくださいね.特に,研究内容くらいは読んできてください(先日かなり更新しました.ただし,冨川先生の研究内容については書かれていません).それと,「生命をどのように捉えるか」も読んでおいてもらうといいと思います.いずれも文字ばかりのページですが,内容が基本的に抽象的ですので,図にすることでわかりやすくなるような内容があまり含まれていないと思っています.

今年度から卒論の評価基準をきちんとするために,いくつかのことを試みています.来年度どのようにするかは未定ですが,とりあえず今年度用のファイルを参考にしてください(Googleドライブ上にありますので環境によっては正確に表示できないかもしれません).一言で済ませれば,学生自身が主体的に考えてやったことが含まれていることが,その学生に学位を与えるための必須条件だ,と考えています.どんなにたくさん実験をしても,言われたとおりにやっただけではダメで,自分の考えがあることが重要です.今年度用のファイルは,今年度の実施結果を反映して変更・修正することになると思います.「生命科学実験」でも同様のことをやるかどうか,検討中です.

今のうちに,研究室に来る前にきちんと身につけておいてほしいことを書いておきます.もちろん,あくまでも希望です.

まず,「生体分子工学」の内容はきちんと理解しておいてください.前学期にやったばかりでしょうから,たいていは問題ないと思います.あと,タンパク質合成系における既知の基本的なメカニズム(教科書に書かれている程度)は理解するように努力してください.それと,できれば,西澤幹雄著「はじめての研究生活マニュアル―解消します理系大学生の疑問と不安―」(化学同人2015)を仮配属前に読んでおいてくれるととてもよいです(研究室に数冊あるので読みに来てくれてもいいです).

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(150909,150918修正,151001修正,151006修正)

仮配属受け入れ人数が10月1日付けで修正され,さらに赤字で修正されて,掲示されています.たぶん,これが最終版になるものと思います.

で,結果として,川崎先生の分も含めて9 + 1 or 2 になりました.川崎先生分が5名で,高井+冨川で5 or 6名です.あまり可能性は高くないですが,過年度生が1 or 2の研究室が3つと0 or 1の研究室が1つあって,最大7名のように見えるかもしれないですが,この7名枠の中に6名という意味だと思います.そうしないと,1名の研究室のうち1箇所が0名になってしまいます.

毎年同じことを書いていますが,10月6日の仮配属先を決める段階では,川崎先生の分と高井+冨川の分の区別はありません.11人,区別なく配属が決まります.その後で,5:6に分かれることになります.分かれる際には,教員は一切関与しません.学生の間で調整してください.過年度生が2名の場合は1:1にして欲しいですが...

仮配属決定作業中には,だれがどこを希望しているかはすべて見える状態になります.その時点で5:6に分かれられるように,学生の間で調整しておいてください.

(150903,150918修正,151002追記)

説明会,終了しました.28日は10名,2日は12名でした.お疲れ様でした.

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説明会の案内です.

9月28日(月曜日)14:00-16:00に,応用タンパク質研究部門(APR)4階会議室を押さえました.この日は冨川先生がフランスから帰ってくる日ですので,冨川先生が話をするのは無理と思います.

で,1回しかやらないと他の研究室と重複するかもしれませんので,10月2日(金曜日)10:00-12:00も押さえました.

一応部屋は2時間ずつ予約してありますが,たぶん1時間位で終わります.下を見れば分かる通り,去年は1時間以内を予定してしましたが,ギリギリ1時間位でした.たぶん,大して人気がないからだと思いますが,去年は授業が始まってからのほうが圧倒的に参加者が多かったです.

とりあえず,研究内容については読んできてくださいね...まだできてないんですが...それと,このページの下の方も参考になるかもしれません.そんなに毎年言うべきことが変わるわけではありません.

(141002)

説明会に参加してくれた皆さんお疲れ様でした.ブログにも書きましたが,参加者数は,26日は3名,2日は20名でした.まあ,授業が始まってからの方に来ますよね...

で,連絡ですが,受入人数が1名増える可能性があります.増えた場合は,川崎先生の分が5名,高井+冨川で6名になります.

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(140918)

仮配属の説明会をします.

第1回: 9月26日(金) 10:00から1時間以内 応用タンパク質研究施設内4階会議室

第2回: 10月2日(木) 13:00から1時間以内 応用タンパク質研究施設内4階会議室

去年までは,いつでも研究室に来てね,と言っていたのですが,今年は教授室に来てもらっても実験室が遠いので,まとめて会議室で説明するほうがよいと判断しました.説明会をしなければ話を聞きに来ないようではあとで困るのでそうしていたのですが...今年も,これ以外の時間帯に教授室に来てくれればできる限りは対応します.まあ,せめて,以下の文章を読んでから来てくださいね.

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(更新:140610)(人数など追記:140914)

そろそろ,2014年度用に書きなおさなければいけない時期です.基本的な方針や研究内容は変わっていませんので,去年の内容を残したままにします.目次の項目がずれるかもしれませんが...

で,いろいろ考えてみたのですが,どんな人に来て欲しいか,今年は書きましょう.

一言で言えば,自分から進んで論文などの文献を読み,情報を仕入れ,自分で考えて研究をしたい人,または,それができるようになりたい人,ですね.正直,そうでないと,気持よく指導することができません.もちろん,これまでそういう人が来なかったとか少なかったとか言うつもりはありません.それに,試験があるわけではないのでこちらからフィルターをかけることはできません.どういう人が来ても最低限の指導はするつもりですが,できれば気持よく指導したいじゃないですか.とにかく卒業できればいい,なんて,志の低いことを言われてしまったら,期待してあげられないじゃないですか.

あまり否定的なことを書くのは良くないと思いながら書くのですが,あと,やる気があるふりをしているだけの人とか,やる気の無いことが自分でわかっていない人とか,褒められたいだけの人とか,褒められたいだけだということに自分で気づいていない人とか,世の中にはそういう人がときどきいるんですが,そういう人も,困ります.皆さんの中に居るかどうかは知りません.まあ,そういう人種はうちには来ないと思いますけどね...僕が褒めないから.

一方で,自分が何をやりたいのかわからない人がたくさんいると思いますが,それはそれで構いません.ただ,カリキュラム上,何か特定のテーマについて1年間研究することが課せられていて,本来はそれをやった人にしか学位が与えられないのですから,そのテーマのどこが面白いのか自分なりに判る程度,あるいは面白いところを探し出せる程度には,自分で勉強してそのテーマに関わってくださいね.ちょっとやってみただけじゃ,わかりませんからね.結果として面白くなかったということになってもいいんですが,やってみない人はいつまでたっても面白いことを見つけることができません.

やりたいこととできることとは違うので,やりたければそれでいいってわけでもないんですが.

で,人数ですが,これを書いている時点では決まっていません.だいたい例年通りと思ってください.

(追記)

人数については,化工で9 + 1 (つまり,2012年度入学生9名,過年度生1名)と決まりました.うち5名を川崎先生が,残り5名を高井と冨川が担当します.毎年のことですが,枠はいっしょですので,決まった後,川崎研と高井研に5人ずつに分けることになります.分ける際には教員は関与しません.自分たちで決めてください.

今年は説明会をやる方向で検討しています.

それと,わかっていると思いますが,今年度後半は,実験室は5号館9階,教授室は4号館3階302室です.間違えないようにしてください.

2013年度用に書き直してあります.12年度までのものもあります.

このページは2013年度の初めころに書き始められました.最初の頃の内容は,「前提」という見出しの付いているところから下です.そこには,高井が何に興味を持って研究しているのかが書かれています.また,来年度の卒研の特殊事情についても書かれています.これらをまだ読んでいない人は読んでください.

また,9月2日に,「研究室訪問について」という見出しの中の記事を書き,その後これを2回改定しました.さらに,9月10日に,研究内容について説明するために過去に作成したパワーポイントのファイルを修正して載せました(手動で調整していないので,フォントがおかしかったりしています).

これとは別(このページの外)に,高井が考えていることを少しでも書こうと思い,「生命をどのように捉えるか」というページを作成しましたので,興味のある人は読んでください.ただし,最後まで書ききれていません.

そんなわけで,あまり整理されていません...

研究室訪問について(9/2に追加; 9/8更新; 9/10人数確定後更新)

研究室訪問の時間帯についてですが,いまのところ,いつなら大丈夫,という時間帯がありません.ですが,一方で,だいたいいつでも大丈夫です.9月というのは多くの分野では学会シーズンなのですが,少なくとも今年はどこにも出張しません.

ですので,一応,毎日,14時から,ということにしておきます.ただし,平日にしてください...別の時間帯に来てくれても構いませんし,一人できてくれてもいいのですが,あんまりバラバラに来ないでください.できれば,事前にメールを入れるなどしてください.

それと,冨川先生は,9月30日まで海外出張しています.もちろん,川崎先生のところに行きたい人は川崎先生の指示に従ってください.

予めお断りしておきますが,今年はうちの研究室・実験室に入ったことのある学生が例外的にかなりたくさんいます.研究内容もあまり変わっていません.ですので,研究室訪問をしたからといって,このページを読んで知り得る以上のことを知りえるかどうか,わかりません.

仮配属の人数は,冨川先生と高井とで合計4名です.9月10日夕方の会議で決まりました.まだ人数が確定していない研究室もありますが,うちは決まりました.川崎先生分も合わせて9名の枠になります.この9名には,過年度生の分が含まれています.ただし,過年度生枠は全体として10名に対して12名分ありますので,12分の2の確率で誰も来ない可能性があります.従って,全体で8名になる可能性もあります.以下,9名であることを前提にします.8名になってしまった時のことは考慮されていません.

当事者はわかっていると思いますが,仮配属先を決める際には,川崎先生分と高井/冨川分との区別はありません.同じ区分で仮配属を決めます.ですので,お互い同士予めよく話し合って,あとで困らないようにしてください.川崎先生分は基本的に5名だと考えてください.残りが高井/冨川分です.配属された9名のうちどの5名が川崎先生にお世話になるかを決める際には,教員は一切関与しません.学生たちの間で決めてください.

研究の内容について(9/10追加)

研究室で何をやろうとしているか説明するために作成したファイルを,ためしに貼ってみます(130910更新).フォントがずれていたりします.説明の音声がはいっていたりするとかっこいいんですが,そんな面倒なことはしていません.

130910配属用研究室紹介

以下,2013年度の始めころに書いた仮配属を検討している学生向けの記事です.

前提

これを読んでいる人は既にわかっていると思いますが,化学工学分野の担当教員は,高井,川崎,冨川の3名です.このうち,本当に化学工学の研究をしているのは,川崎先生だけです.ここに書いてあることは,高井のところで卒研をやる可能性を考えている人に向けています.

それと,了解しておいてほしいのですが,研究の内容は別のページに書いてあります.ここで改めて書き直すつもりはありません.また,就職がどうだとか,書くつもりもありません.卒業生がどういうところに就職しているのか,ということをよく聞かれます.聞かれれば答えますが,そんなことはこの研究室の属性ではないと思います.

何に興味があるのか

高井が何に興味を持っているのかについて,最初に書きたいと思います.

簡単に言ってしまえば,この世界という存在が不思議なだけです.なぜ,こんな世界が存在して,その中に自分がいるのか,不思議なのです.そういう意味では,哲学をやっているんです.

じゃあ,哲学ってなんなんですか? と聞かれても,答えられないんですが...でも,僕の学位は間違いなくPh. D.なんですよ.哲学の博士です.

まあ,そういうことなので,「生命とは何か」だけでなく,「物質とは何か」にも興味があります.で,とにかく自分にできそうなことをやろうとしている,というのが実態です.少なくとも,「物質とは何か」を研究するような分野の勉強をきちんとしなかったので,そういう研究をする資格はありません.傍観者として興味がある,ということです.

一方で,そんな人の役に立たないことなんかやってないで,もっと人の役に立つことをやったほうがいいんじゃないか,と自問することもあります.しかも,そのほうが,自分に向いている(適性がある)のではないかと思ったりもします.自分のためと思わずに人のために何かをするほうが楽しかったりもします.

でも,やっぱり,自分の存在そのものに関わるような研究成果が発表されると,ワクワクします.

具体的には,物質とは何なのかに関する研究とか,宇宙の起源の研究とか,生命の起源に関わるような研究とかです.

実は,愛媛に来てからは,真核細胞と原核細胞との間の進化的なギャップを研究しようとしたのです.たぶん,進化の過程で,原核細胞が集まって真核細胞ができたのですが,集まったものがどうして生きていたのか,かなり不思議です.おそらく,途中の段階があったはずですが,現在ではそんな中途半端な生き物はたぶん絶滅してしまっています.だから,真核生物が生き残った過程を調べるのは困難極まりないのですが,現在における違いだけなら調べられます.

この進化的な跳躍がなければ,おそらく現在のような複雑な多細胞生物は生まれなかったわけですから,当然,我々も生まれなかったのです.そういう意味で自分の存在に関わっているのです.

そして,人類が生まれなければ,このような世界があることが認識されることもなかったわけです...もちろん,宇宙のどこかに知的生命体がほかにもいて,同じようなことに気付いているかもしれません.

コムギ由来タンパク質合成系の再構成も,最終的にはそういうことに結びついたらいいな,と思っているわけです.

なぜここにこんなことを書くのか

で,このページのオチですが...ここにこんなことを書くのは,愛媛に来てから,こういうことを語って返事が返ってくるような学生に巡り会っていないからです.そういうことを不思議と思える学生に来てほしいからです.

2013年度の生命科学実験について

上記の内容はともかくとして,社会情勢が変わっているので,2013年度の生命科学実験はすこし変えたほうがよいかもしれないと思います.もちろん,今後,情勢がさらに変わるかもしれませんので,書き直しがしやすいように,別のファイルを参照する形式で書きます.

2013生命科学実験