仮配属希望者へ_old

「愛媛大学工学部応用化学科」でググると,このページがかなり上に出るようです.このページはあくまでも去年(2012年)用です.今年(2013年)用のページに移動するには,左のメニューの上から8番目「仮配属希望者へ」をクリックしてください.

7月に下の記事(区切り線より下)を書いたのですが,仮配属の時期が近くなったので書き足します(2012.9.6).

配属人数の枠は,とりあえず5名で調整中です.化学工学全体としては10名としていますが,そのうち5名は川崎先生の分です.学科内で調整して,変更になる可能性があります.一応,減ると見込んでいますので,現時点(9月6日)では,高井と冨川助教の合計で4~5名程度と思っていてください.枠としては,川崎先生の分とうちの分とに区別があるわけではありませんので,学生の間できちんと調整してください.化学工学全体で10名なら5名ずつ,9名なら川崎先生のほうが5名と考えてください.[この段落は,人数が決まった時点で書き換えます.]

過去の記事にも書いてありますが,研究室の研究内容を全く知らずに来るのはやめてください.websiteなどを読んできちんと理解できるとは思いませんので,理解してから来いとは言いません.ですが,事前に何の連絡もなかった人が配属されると,こちらとしてもどう扱ってよいのか困ります.来るかもしれないという意思表示をした上で来ないのは構いませんが,一度も話を聞きに来ていないのに当日になったら配属されていた,ということはなるべく無いようにしてください(やむを得ないケースもあるかもしれないですが).

それと,研究室訪問の期間は9月10日から始まりますが,いつでも来てもらって良いわけではありません.対応できるときに来てくれれば期間外でも対応しますが,基本的にはきちんとアポを取ってから来てください.なお,冨川先生は,9月27日まで海外出張しています.また,高井は,10月4日から9日まで留守にします.もちろん,冨川先生の話だけが聞きたい場合は高井を通さず直接話してもらって構いません.

今年だけ特別な事情があるので,10月3日までは研究室の中がとてもゴチャゴチャしていることになると思います.10月10日以降はほぼ通常の状態に戻るはずです.

多くの人は知っていると思いますが,少なくとも次の二点は理解してください.

1.高井が講義で話している内容と,研究の内容とは,かなり異なります.従って,授業のイメージのみで判断して配属されてしまうと,こちらとしては扱いに困ります.

2.冨川先生は,このwebsiteに書いてあるような研究をしているのではありません.彼女独自のテーマを持っています.内容については本人に聞いてください.

以上が要点ですが,これ以外にも,このサイト内や外部サイトに,参考になるはずの記事があります.下の方に,それらへのリンクがあります.

ちなみに,来年度の大学院生はM1のみ4名の予定です.全員合格しました.

(次の区切り線からその次の区切り線までが2012年7月に書いたものです.)

去年の分(区切り線より下)を残したまま,今年の分を書きます.

そろそろ,研究室配属について,はっきりとお知らせする時期になりました.基本的な内容は,去年と同じです.このページの下のほうを読んでください.ただし,あくまでも去年の学生のために書いたものです.

去年の分には,「生命科学実験/創成化学実験の選択について」,「講義との関連」,「どんな人が向いているか」,「他の研究室と違うかもしれない点」,「今年の事情」について書かれています.これらを読めば,今年どういうことになっているかは推論できるはずです.また,サブページなどに補足事項を載せています.同じ事を何度も書くのもどうかと思いますので,とりあえず,今年,追加すべき情報を書きます.

結果として去年,どうなったか

去年,川崎先生に指導を受けたい学生5名とは一応別枠で,5名が仮配属され,全員,無事本配属になっています.ただし,過年度生がいるため,現在,卒研を行なっている学生が7名います.

配属に関して去年と異なる点

去年は,川崎先生に指導を受けるつもりで創成化学コースの科目を履修した学生がいる可能性を考慮して,川崎先生ぶんと私のぶんとを別々に仮配属しました.今回からは,どちらでも生命科学コースになりますので,間違えないでください.

今年度から,冨川先生が助教として加わっています.冨川先生の専門は生化学ですので,冨川先生から化学工学を学ぼうなんて思わないでください.

たぶん,このページにたどり着いている人は気づいているはずですが,今年は,M2発表会に,うちの研究室からは,何も出していません.M2がいないからです.学生実験で,円管内流動,充填層と流動層の実験を担当しているのはうちの4年生です.この学生たちに聞けば,研究室内がどんな様子か,ある程度わかるかもしれませんが,4年生ですので,まだあまり研究はやっていません.

配属人数についてはまだ何も決めていません.去年は,川崎先生分とは別に5名が仮配属されましたが,今回は5名は無理と判断しています.多くても4名でしょう.冨川先生の分をどうするかも含めて今後決めます.

このページ以外に読んでおいて欲しいページ等

去年,ブログなどにも,仮配属向けに記事を書きました.ですので,そういうものも読んでおいてください.ブログでは,特に,2011年の9月に書いたものが仮配属生向けです.匿名のどなたかから批判を受けたようなものもあります.

工学部応用化学科では,3年次後期に各研究室に「仮」配属して,卒業研究の準備をします.科目名としては,生命科学実験または創成化学実験を選択することになります.

ここには,仮配属希望者への高井からのメッセージを記しておきます.基本的に工学部応用化学科の3回生以下の学生向けですが,もし,SSC所属で3回生から来たいという学生や,大学院から来たいという学生がいるのでしたら,そういう学生にも参考になるかもしれません.

2011年度の研究室訪問等に関してのお知らせを,サブページに書いておきます.

また,参考資料として,高井が卒業研究などについてどのように考えているか書きました.それを,もうひとつのサブページに載せてあります.

生命科学実験/創成化学実験の選択について

化学工学研究室の枠で受け入れます.当然ですが,川崎先生の分と同じ枠です.2011年秋の研究室選びでは,履修科目としては,川崎先生に指導してもらう学生は,創成化学実験を,高井から指導を受ける学生は生命科学実験を登録することになります.どちらを登録するかによって,卒業に必要な単位の科目内容が異なりますので注意してください.

2012年以降は,川崎先生の分も,生命科学実験になります.特に2回生以下の学生はこの点も注意してください.

講義との関連

研究の内容は,高井が担当している応用化学科の講義とは直接つながっていません.担当している学生実験とも直接つながっていません.応用化学科の科目の中では,「生化学」,「分子生物学」,「遺伝子工学」あたりをきちんと理解していれば,比較的スムーズに研究室の内容を理解できると思います.

そうは言っても,応用化学科の講義で,研究のために役に立たないものなんて,ありません.ですから,きちんと理解しているに越したことはありません.一方で,研究と勉強とはかなり異なるものです.新しい状況に対処する能力さえついていれば,何を学んできても,何かを学んでこなくても,構いません.

どんな人が向いているか

当研究室に向いているのはどんな人か,については,誰にもわかりません.ただ,自分の意見が言えない人は,ちょっと扱いに困ります.教授のやることに面と向かって文句をつけるくらいの人のほうが,わかりやすくていいです.それと,度を超えて失礼な人も困ります.

ちなみに,研究内容を全く知らずに研究室に来るという行為は,極めて失礼な行為です.理解しようとしても理解できなかった,というのならいいのですが,websiteがあるのに読んでもいない,聴きにも来ない,というのは,とても失礼です.どんな研究内容でも構わないので,研究内容は選択のための基準にならなかった,というのは,OKですが,そうだとしても,研究をしに来るのですから,事前にwebsiteに書いてあることくらいは読んできてください.

個人的には,配属でいちばん重要なのは,教員との相性だと思います.では,どういう人が相性がいいのか,と聞かれても答えようがありません.まあ,たまたま相性が悪かった人は残念だったね,ということになる,ということです.でも,人生,まじめに生きている限り,無駄な経験というものはあり得ません.少々不本意でも,研究室に入ってしまったら,そのことを自ら無駄な経験にするような 行動はとらないでください.まあ,たぶん,そうしてしまったとしても,それも無駄にはならないのでしょうが,教員の側から見ればそういうのは迷惑です.

他の研究室と違うかもしれない点

うちの研究室では,きちんと卒業論文を書いて残してもらっています.実際には書けない人もいますが,基本的にはそうしています.卒業論文では,どんなに小さなことでもよいからきちんとまとめる,ということを課します.ですから,無理に先に進もうとしたりはしません.そういうふうに指導します.ひとつひとつのことをしっかり身につけてから前に進んでください.放っておいても卒業論文が書ける人は,実際のところ,ほとんどいません.ただ書いて提出すればよいというものではなく,何度も何度も直されると考えてください.

今年の事情

実は,H24年度は大学院生の人数がゼロになってしまう見込みです.別に特別に有利な点があるわけではないのですが,H24年度の卒研生は,いきなり最上級生になります.この状況は,活かしようによっては,かなりお得です.