ポワソン分布
適用例
緊急時用のコールセンターについて考えてみる。
救難連絡を受けるというのはまれな事象であり、その数は通常はポアソン分布に従う。
このコールセンターは、一時間につき平均2件の電話を受けるものとする。
そして、センターの担当者は、一時間につき3件の電話まで対応出来る。
担当者が1時間にかかってきたすべての電話に対応できる確率は、どのくらいか?
担当者が対応出来る電話は3件であうから、最大3件の電話がかかる確率を求めればよい。
x: 1時間にうけるコールの数
lambda:1時間にうけるコールの平均回数
ポアソン分布算出コマンド:dpois(x, lambda, log = FALSE)
Rコマンド
> lambda<-2
> x<-(0:3)
> y<-dpois(x,lambda)
> y
[1] 0.1353353 0.2706706 0.2706706 0.1804470
> sum(y)
[1] 0.8571235
>
結果、 0.8571235の確率で担当者は1時間にかかってきたすべての電話に対応が出来る。