AndroidのActivityは状態遷移をします。
onPauseからonStopへ移行する際、仕様的にホールド時間が
あるようです。
実際のところ、どの程度の時間あるのでしょうか?
実機とPCをつなぐUSBケーブルを会社に忘れて来たので、エミュレータで計測してみました。
サンプル20点を計測し、下記の結果を得ました。
onPauseからonStopへ移行するまでに経過した時間(単位:msec)
910,699,887,1098,1022
780,564,626,910,850
752,854,888,942,935
968,908,967,1023,1045
この類のデータは、正規分布に従うと見なせるはずで、その場合、サンプル数
20はそれなりの正確性を保証する数であるので、下記の統計量を求めてもいいだろうと
判断しました。
平均値:881.4msec
標準偏差:138.658msec
すると、正規分布の性質より、
平均値を中心に±138.658(742.742msec~1020.058msec)の範囲で、
約68%のデータが入ります。
android developers Activityによると
http://developer.android.com/reference/android/app/Activity.html
onPauseからonStopへ移行する条件として、
"The activity is no longer visible"とあり、
おおよその移行期間が742.742msec~1020.058msecの間ということなので、
"no longer visible"って人間のオペレーションにとっての時間感覚ではないのですねー。
cpuにとっては、長い時間ですよ。そりゃあ。